中国買物編

クッキングヒーター

クッキングヒーター

食卓の上で鍋やすき焼きや焼肉をするためにクッキングヒーターがほしいと思っていました。IH(電磁式)のは専用の鍋が必要で、基本的には陶器の鍋が使えないため、手持ちの陶器の鍋や手持ちのすき焼き鍋などが使えるヒーター式の物を探しました。

ところが店頭で売っているのはほとんどがIH式(中国では電磁炉という)のもので遠赤外線の出るヒーター式(中国では電陶炉という)のものはほとんど見かけません。売り場で10種類のうち、1種ヒーター式が置いてあればいい方で、ずいぶん探しましたが2か所くらいでしか売っていません。

なぜIHばかりなのか一度店員さんに聞きましたが、IHの方が効率がよく早く調理できるという説明でした。ネット上の商店ではヒーター式も何種類もあるので、ネットで買おうかと思っていたら、12月になって訪れたふだんあまり行かないスーパー(イオン深セン新洲店)で、電陶炉が山積みにされ特価228元で売っていました。円安が進み1元19.5円くらいなので約4,500円相当です。目標価格は200元だったので、これは千載一遇のチャンスと買い求め、30分の道のりを歩いて持って帰って来ました。

電陶炉のセット

箱が大きいと思ったら、鍋が2種類ついていました。中国風の火鍋をするためのステンレス鍋と黒い中華鍋です。IHの箱も大きいので同様に鍋付と思われます。なんだ、鍋がついてくるなら手持ちのものを使えるかどあまり考える必要なかったではないか?と思ってしまいました。

電源オンすると、黒いガラストップの内側が真っ赤になりなかなかの迫力です。数字表示LEDで温度(℃)か電力(W)を切り替え表示できます。今は510°と表示されています。最大電力は2000Wです。

電陶炉オン

これですき焼きをしてみたところです。
形だけ松茸そっくりの姫松茸というきのこも用意しました。香りがしないほかは味と歯ごたえは似ていました。

すきやきを試す

実はこのヒーターには網がついており、これで魚が焼けることがわかりました。中国の台所には日本のように魚焼きグリルがついていないので、焼き魚はできないことが中国に来てからの懸案で、うすい干物を電子オーブンレンジのオーブン機能で焼くか、あるいはフライパンで煎り焼きにでもするしかなかったのですが、これで待望の魚が焼けます。
瓢箪から駒です。IH式を買っていたらこうはいかなかったので、やはりヒーター式でよかったです。

魚焼き時は煙が出るので台所の流し台の上で、換気扇を回して焼きました。
1800Wと表示されています。
油が落ちてもガラストップなので簡単に拭き取れ、グリルを使用後に洗うのより楽です。

魚焼きに使える!

このように焦げ目もしっかりつきます。
春巻の皮だと思って買ってきたのがワンタンの皮だったので巻けずに包んだ春巻きも温めなおしましたが焼き過ぎでした。

焦げ過ぎか?

春巻はひとつが小さくなったせいでたくさんできたので弁当にも入れました。得意の渦巻き卵焼きも。最近はときどき弁当男子をしています。

おまけ

(2014/12/14)

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