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ハイビスカス冬越し後開花数(2024年)

ハイビスカス冬越し後開花数(2024年)

 

 

 茨城県の栗農家が、ハイビスカスを冬の間家の中に取り込んで過ごさせるのに大きすぎるので小さく剪定したところ翌年花がたくさん咲いたという経験から、栗を背丈低く剪定したらたくさん収穫できるようになった、ということを知り、我が家でも屋内で冬越しをさせそれが成功したことは、「ハイビスカスの冬越し成功」で述べ、「ハイビスカスは冬越し後にたくさん咲いたのか」で冬越し後の2022年夏に花がたくさん咲くかどうかを検証、「ハイビスカス冬越し後開花数(2023年)で2023年夏の開花数を、そして今回は2024年夏の開花数を継続調査した。

 なお、上の写真は2024年10月末のものだが、2023年より株の丈がだいぶ伸びて、郵便ポストの投函口をふさぎ、塀の高さを超えていることがわかる。この時期は、寒くなり花が一日で萎まず、前日、前々日の花が咲き残ったりするので真夏よりもたくさん咲いているように見える。

 調査結果をグラフで示す。青線は2020年、赤線は2022年、緑線は2023、黄線は2024年の開花数。株の色と数は、2024年も赤色1株、橙色1株、黄色2株で、これまでと同じだ。

 2024年、鉢を屋内から屋外に出したのが、前年より6日早い4月29日、玄関先に植え戻して露地植えにしたのが前年より1か月強早い5月3日。夏を過ぎ、次の冬越しのために剪定して鉢植えにしたのが、前年より1日早い11月1日。剪定時に蕾がついている枝は、すべて花瓶に挿して生け花にし、鉢植えにしたものと共に開花数のカウントは継続。11月20日に生け花の最後の1輪が咲いたあとは、橙色が鉢の株に蕾が残っていたため11月26日に1輪開花。その後も橙色は赤色、黄色ほど幹回りが太くなっておらず、細い枝が残っていたため、1月にも2輪咲いたが、これは年越し後のため、開花数にカウントしていない。

 上のグラフはやや煩雑で、どの年にたくさん咲いたのかよくわからないため、総開花数と月別の開花数を以下に整理した。

総開花数

2020年 2022年 2023年 2024年
401輪 372輪 384輪 607輪

 2024年は株が大きく育ち、大幅増だ。

 

以下、要修正!!

 

 総開花数では、昨年までは2020年が最も多かったが、月別開花数で見ると、2024年は2022年より開花の出だしが遅れているものの、7月にはこれまで最高となっている。これは、冬越しのための剪定の丈を前年と同じくらいになるように相当太くなった幹を切っているため、新しい枝が出て花芽がつくのが遅れるが、いったん伸びだすと勢いがよいからだ。

 なお、冬越し中(2024年1月~4月)にも鉢植えは株丈が低かったため強く剪定しなかった橙色のみ4輪が開花しているが上記のグラフには入れていない。

 株別に見ると、赤色(1株)は合計208輪、橙色(1株)は合計118輪、黄色(2株)は281輪で合計607輪だった。

 ということで、前年より幹回りも太く、背丈も伸びてたくさんの花をつけることがわかった。

 冬越し中、2025年1月17日はこんな感じ。左から黄色、赤色、橙色、黄色の株。橙色は一昨日開花したので花がらが残っている。

 株の根元の拡大写真。黄色は太いが、橙色はそんなに太くなっていないことがわかる。なお、葉の形は、赤色と橙色がギザギザ、黄色は丸型である。

以上

(2024/1/16)