中国情報
このコーナーでは、ちょっと気になる中国情報をお届けします。
写真は、改革開放の尖兵となった深セン市にある鄧小平が大きく描かれた看板です。
中国製オシロスコープ
学生時代は、測定器といえばアナログテスター1台だけ。ディップメータすら高嶺の花。他にあるのは、自作のシグナルインジェクタ(高調波を利用するただの発振器)、シグナルトレーサ(ダイオード検波器にクリスタルイヤホンをつけたもの)くらい。オシロスコープなどあるはずもなく、信号の見えない手さぐりの製作を行っていました。
会社生活では、オシロにロジアナは必須アイテムでしたが、アマチュア無線再開にあたって、信号を可視化するオシロのない状態に逆戻りするのはやはり苦しいということでオシロの入手を考えています。
100MHz 2ch デジタルオシロスコープ FFT付き、というのがほしいオシロのざっくりとしたspecになります。
日本製ではこの程度のspecだと20万円は下らないというところでしょうか。ましてテクトロ製など問題外。
ということで最近何でも安い中国製、調べてみるとオシロも安い!
中国における計測器トップメーカーで日本はじめ海外計測器メーカに製品をOEM供給しているというATTEN社製 ADS1102Cがちょうどこのspecで2万円程度。
早速中国に行った帰りに深センの電気街(華強北路というところにあります)をチェック。
彷徨うこと1時間、なかなかオシロに遭遇せず、あきらめかけたところでようやく発見。店の入る建物の名前は賽格広場(写真左))。似たような名前の賽格通訊市場(写真右)にはオシロは売っていませんでした。
このとき(2011年1月)の価格は1700RMB(人民元)。1RMB=13円なら22,100円相当。
このときは下調べのつもりで買ってきませんでしたが、その後は出張の機会がなく買えずじまいですTT
同型機の価格情報(2011年7月)
ワールド無線 43,800円
Yahoo チャイナモール 32,177円
Amazon 48,000円
Yahoo チャイナモールはまだ利用したことがありませんが、さすが中国淘宝網との提携で安いです。中国に行く機会がなければここで買ってもいいくらいです。
中国でオシロを売ってそうな場所は、行きそうな都市で調べてみたのですが、以下のところです。
深セン賽格電子市場: 深セン市福田区華強北路(ビルの名前は賽格広場)
この1111房の宝利莱電子工具有限公司にありました
蘇州賽格電子市場: 江蘇省蘇州市高新区浜河路588号
上海賽格電子市場: 上海市黄浦区北京東路668号
(2011/8/1)
中国製オシロ購入へつづきます。
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