崇神天皇陵
山辺道勾岡上陵(やまのべのみちのまがりのおかのえのみささぎ)として宮内庁により崇神天皇陵と治定されている。 地域の名を取って行燈山(あんどんやま)古墳とも呼ばれる。長さ242mの前方後円墳である。奈良県天理市にある。
第十代崇神天皇はハツクニシラススメラミコト(御肇國天皇)、初めて国を統治された天皇、初代神武天皇もハツクニシラススメラミコト(始馭天下之天皇)、初めて国を統治された天皇とされます。
田中英道先生は、天孫降臨は天照大御神の孫の瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)が鹿児島に降りたが、瓊瓊杵尊の兄弟である饒速日命(にぎはやひのみこと)が大和に降り、饒速日命が紀元前660年に大和平定を行い神武天皇となり、瓊瓊杵尊から三代下った神日本磐余彦命(かむやまといわれひこのみこと)が180年頃に神武東征を行った第二代神武天皇=第十代崇神天皇であるという説を唱えられおり、非常に興味深く、この地から古代に想いを馳せた。これについては奈良近辺神社・遺跡巡りの目的の項を参照されたい。
以上
(2025/3/10)