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御朱印集め(31) 宇佐神宮
大分県宇佐市に鎮座する宇佐神宮を訪れた。
御由緒
御祭神
一之御殿 八幡大神(はちまんおおかみ) [誉田別尊(ほんだわけのみこと)/応神天皇(第15代)]
二之御殿 比売大神(ひめおおかみ)[多岐津姫命(たぎつひめのみこと)・市杵嶋姫命(いちきしまひめのみこと)・多紀理姫命(たぎりひめのみこと)]
三之御殿 神功皇后(じんぐうこうごう)[息長帯姫命(おきながたらしひめのみこと)]
上記御祭神名の表記は、宇佐神宮のウェブサイト(http://www.usajinguu.com/)上の表記に従った。
一之御殿と三之御殿は実在の人物(天皇とその母)、二之御殿 比売大神は、宗像大社の三女神と同じ神である。
境内
参道
参道から(一の)鳥居を望む。右側は宇佐神宮仲見世。月曜日のせいか、ほとんど人がいない。
(一の)鳥居
神武天皇聖蹟莵狭顕彰碑
(じんむてんのうせいせきうさけんしょうひ)
神武天皇は御東征のとき、日向を発ち、豊後水道を抜けて宇佐に上陸された。このとき宇佐国造の祖である莵狭津彦命(うさつひこのみこと)、莵狭津媛命(うさつひめのみこと)が天皇一行をお出迎えになり、ご馳走をしたことを記念して昭和十五年にこの顕彰碑が建てられた。
神橋
黒男神社
御祭神
武内宿禰命(たけうちのすくねのみこと)
香椎宮に像があった人物で、神功皇后、応神天皇にも仕えておられた。
大鳥居
護皇神社
和気清麻呂公は、道鏡がもたらした宇佐神宮の神託が正しいか確認するために勅命により宇佐神宮に派遣され、その神託が偽物であることを復命し、皇統の危機を救った。よって、ここ宇佐の地の護皇神社を建立して祀られている。御朱印巡り(18) 和氣神社を参照。時間がなかったので立札を拝んだだけで神社にまでは行けなかった。
春宮神社(とうぐうじんじゃ)
御祭神
莵道稚郎子命(うじのわきのいらつこのみこと) 応神天皇の御子神
左側に建つ鳥居は上宮(じょうぐう)参道に、右側に建つ鳥居は下宮(げぐう)に通じる。片参りにならぬよう、上宮だけでなく下宮にも参るように書かれていたので、下から順にと思い下宮に先に参拝したら、上宮に先に参るのが標準ルートだった。よって、写真は標準ルートの順に紹介する。
上宮手前の鳥居から、修理中の西大門(さいだいもん)が見える。シートの向こうに修理中の西大門が透けて見えているのか、シートに西大門が印刷されているのかここからではよくわからない。
修理中の西大門脇の通路をくぐって振り返って、よく見るとようやくシートに西大門が印刷されていることがわかった。恐らく実物大で印刷されているために非常に本物らしく見える。工事をする人もなかなか気が利いている。
上宮本殿
一之御殿 八幡大神(はちまんおおかみ)
二之御殿 比売大神(ひめおおかみ)
三之御殿 神功皇后(じんぐうこうごう)
宇佐神宮奥宮 大元神社遥拝所
若宮神社
御祭神
大鷦鷯命(おおさざきのみこと)=仁徳天皇(第16代)他四柱神
下宮楼門
上宮から順路にしたがって降りてくると、この楼門は参拝後に振り返って見ることになる。
下宮本殿
左から順に一之御殿、二之御殿、三の御殿で、それぞれ、八幡大神、比売大神、神功皇后が祀られている。
大神祖神社
一之御殿に相殿。
御祭神
大神比義翁命(おおがのひぎのみこと)
下宮本殿を横から見たところ。右側に本殿の屋根が三枚連なっているのが見える。上宮では見えなかった。
八坂神社・相殿 養蚕神社
御祭神
須佐之男命
相殿神 天照大神
天照大神は、高天原で神の衣を機織りをさせていたり、現代でも皇后陛下が蚕の世話をなされたりしておられることから、養蚕神社はなるほどと得心がゆくが、高天原の機織り小屋をぶちこわした須佐之男命が薬師如来というのは、ちょっと意外が感じではある。
御朱印
以上
(2022/4/23)