御朱印集め(61) 水天宮
東京都中央区日本橋蛎殻町に鎮座する水天宮(すいてんぐう)に昇殿参拝し、娘の帯祝いの御祓いをしていただいた。
御由緒
水天宮の発祥は九州の久留米藩(現在の福岡県久留米市)で、9代目久留米藩主の有馬頼徳が、1818年、自家で祀っていた水天宮を三田赤羽の上屋敷に分祀したのが、東京の水天宮の始まりであるとのこと。(水天宮WEBサイトより)
御祭神
・天御中主大神(あめのみなかぬしのおおかみ)
誰もその形を知らない宇宙のはじまりに、高天原と呼ばれる天のもっとも高いところに現れた神様が、天御中主大神であります。
日本の神々の祖先神であり、安産、子授け等に広大無辺なご神徳をあらわされます。
・安徳天皇(あんとくてんのう)
高倉天皇と建礼門院の皇子としてお生まれになり、三歳にして第81代天皇の即位されました。
寿永四(1185)年、八歳の砌、祖母の二位の尼に抱かれ、壇ノ浦にその身を海中に投げられました。
・建礼門院(けんれいもんいん)
父清盛、母時子(二位の尼)の間にお生まれになり、十八歳で高倉天皇の中宮となられました。
建礼門院とは安徳天皇を生んでからの院号であり、壇ノ浦の合戦後、余生は平家一門の菩提を弔いました。
・二位の尼
平清盛の正室で、御名を時子と申されます。清盛の死後出家し、従二位に叙されたので、二位の尼と呼ばれます。
孫の安徳天皇と京から西に逃れて、壇ノ浦にて入水されました。
(上記は、御朱印とともに頂いた水天宮由緒記より引用させていただいた。)
境内
標柱
モダンなコンクリートの建物の入り口にある。妻が何年か前に来たときはこのような建物ではなかったとのこと。因みにこの建物は免震構造となっており大地震の時には、約60㎝程度、建物が水平方向に動くことを想定しているそうだ。
鳥居
階段を上がると建物の上面が神社の境内となっており、最初に鳥居が立つ。奇抜な構成に気を取られて鳥居をくぐる際に一礼するのを忘れてしまった。右手の建物は、御祓いの受付や、御朱印、お守りの授与などを行うとともに、3階は御祓いの待合所となっており広くて快適に順番を待つことができる。
手水舎
鳥居の左手にある。
本殿
周囲はビルが立ち並ぶが、地上から一段高いところにあるせいか、開放感があり明るい空間である。
寳生辨財天
寳生辨財天(ほうしょうべんざいてん)の御祭神は、市杵島姫大神(いちきしまひめのおおかみ)。福岡県の宗像大社の神である。
秋葉神社・火風神社・高尾神社
子宝いぬ
御朱印
以上
(2024/8/20)