御朱印集め(71) 橿原神宮
奈良県橿原市に鎮座する橿原神宮(かしはらじんぐう)に参拝した。
ちょうど今上天皇の65歳御誕生日で、神域の空気は凛として冴えわたっていた。
この写真は表参道にある第一鳥居。
御由緒
御祭神
神武天皇(じんむてんのう)
媛蹈韛五十鈴媛命(ひめたたらいすずひめのみこと)
天照大御神の孫で天孫降臨された瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)を霧島神宮に訪ね、その子の天津日高彦火火出見尊(あまつひこひこほほでみのみこと=山幸彦)を鹿児島神宮に訪ね、さらにその子の日子波瀲武鸕鷀草葺不合尊(ひこなぎさたけうがやふきあえずのみこと)を鵜戸神宮に訪ね、もうひとつその子の神日本磐余彦尊(かむやまといわれひこのみこと)を宮崎神宮に訪ねたが、その神日本磐余彦尊が東征(神武東征)して奈良の畝傍山の東南橿原の地に宮殿を作り第一代天皇となられた紀元元年(今から2685年前)が我が国の始まりである。明治に入り神武天皇の御聖業を仰ぎ、橿原神宮が創建された。
媛蹈韛五十鈴媛命は神武天皇の皇后で、このあとで訪れる大神神社(おおみわじんじゃ)の御祭神・大物主命(事代主命)の娘である。
境内
南神門
外拝殿
内拝殿
内拝殿は「紀元祭」をはじめ、諸祭典が執り行われる社殿で、正式参拝や神前結婚式も行われているとのこと。一般の参拝では外拝殿(げはいでん)までしか入れない。この写真は外拝殿から内拝殿を遠望したものである。屋根の上に見える千木は幣殿のもの。
幣殿
斜めから遠望したが幣殿の千木だけが見え、本殿は見えなかった。
なお、本殿は、安政二年(1855年)の建物で、京都御所の内待所を明治二十三年の創建に際し、明治天皇より下賜され移築されたものである。また、外拝殿、内拝殿、幣殿、本殿はともに日の出ずる東を向いて建っている。
宝物館
鉄道で巡る聖地、という企画展以外は撮影禁止だったので写真はなし。
御朱印
以上
(2025/3/9)