箸墓古墳
箸墓古墳(はしはかこふん)は、倭迹迹日百襲姫命 (やまとととひももそひめのみこと=第七代 孝霊天皇の娘)の墓とされている。この名称は、このお姫様の陰部に箸が突きささって亡くなったということからついたそうだ。奈良県桜井市にある。
箸墓古墳は全長280mだが、田中英道先生によるとこれ以降多くの古墳が造られ、最後には520mという巨大な仁徳天皇陵ができるまでになり、その先駆けが箸墓古墳だ。また、箸墓古墳ができたのは250年頃と言われているが、崇神天皇(第十代)がこちらに入られて、そして70年ほどの生涯を閉じた後、ここにお墓ができているので、実は崇神天皇の墓ではないかという仮説を唱えられている。
なお、箸墓古墳が卑弥呼の墓ではないかとよく言われるが全く問題にならないと否定されている。卑弥呼については鹿児島神宮のそばに新しくできた卑弥呼神社にも行って来て田中英道先生の考えを紹介しているので鹿児島神宮の項を参照されたい。
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(2025/3/9)