便利な道具

紙に丸穴を切り抜く

紙に丸穴を切り抜く

皆様は工作で紙に丸穴を切り抜くときどうしていらっしゃるでしょうか。

カッターナイフで丸く切り抜こうとしても、不器用と言われればそれまでですがどうしても角張ってしまいます。

カッターナイフを持つ手の方を動かして切ると続けて一周は切れないので、途中で紙の向きを変えて改めて切ることになります。
この継ぎ目のところで角ができたり、ナイフの方向をなめらかに変化させることが難しいため多角形状にしか切れないということになるのです。

そこで考えました。
カッターを持つ手を動かすのではなく、紙の方を動かそうと。
切る穴の中心をピン(画鋲)でカッティングマット(注)に止め、カッターを持つ手は固定して紙の方をピンを中心に、この場合は反時計回りに少しずつ回転させます。
すると、何回かに分けて回してもきれいな円形に切り抜くことができます。

紙の方を回して切る

上はカッターナイフを持つてを回して切ったもの、
下はカッターナイフを持つ手は固定して、紙だけ回して切ったものです。
直径約11mmの穴です。

上:従来方式、下:新方式

(注)カッティングマットは100円ショップ(ダイソー)で、購入。

いざ穴をあけるときになると、穴あけポンチのようなものが手芸屋さんで売ってないかと考えたりします。でも、すぐにあけたいので結局カッターナイフで切るしかなく、窮余の手として考えたのがこの方法ですが、余計なものを買わずに済んでよかったです。

なおその後デザイン関係の人に聞いてみたところ、今回の用途には使えませんが、直径3.2cm以上の円形を切り抜ける下の写真のようなサークルカッターというものが、ハンズや世界堂などで売られていることがわかりました。値段は1,500円程度。

サークルカッター

(2011/7/8)

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