旅行記

スイスハイキング旅行

スイスハイキング旅行

 

 この夏、グリンデルワルトの貸し別荘に一週間滞在し、ここをベースに山岳鉄道をフルに活用してハイキングをした。また、日帰りでツェルマットの先、ゴルナーグラートまで往復しマッターホルンを一望した。

 貸し別荘と聞くと贅沢な感じがするかもしれないが、グレードによるがホテルに泊まるより割安で、宿泊費以外に食事代が安く上がるメリットが大きい。ホテル泊だと朝食は込みでも昼食、夕食は必ずどこかのレストランで食べないとならず、食事代が高額になるが、別荘泊では地元スーパーで買って来た材料を調理し、缶ビールかワインを家飲みするとその分がかなり安上がりとなる。また、昼は弁当を作って持参すると眺望がよいところで食べることができる。

1日目 グリンデルワルトの貸別荘へ

 チューリッヒ空港へ日本からの唯一の直行便であるスイス航空で定刻に到着後、到着ロビーから出た向かいのビルの地下1階のスイス国鉄の切符売場に向かう。今回はこれを1枚持っていればほとんどの切符が半額で買えるというスイスハーフフェアカード(CHF120.00)と、グリンデルワルトまでの往復切符を買うためだ。因みにスイスフラン(CHF)のレートは111円/CHFくらいだが、出発前に日本で両替したときには手数料込で117.76円/CHFだった。

 窓口は3つ開いていて5、6グループが並んでいたが、どの窓口も相談時間が長くて全然進まない。貸別荘のオーナーさんがグリンデルワルト駅19:38着に合わせて迎えに来てくれることになっており、一本早いのに乗れたらどうしようかというくらいの余裕だったのにこれを完全に食いつぶし、30分近く待ってようやく私たちの順番に。今回、ドイツ語で電車の切符を買う、というのがひとつの自らに課したミッションだったが順調にクリア。Ich möchte zweimal Swiss Half Fare Card. ハーフウェアカードのところは事前にドイツ語の言い方をSBB(スイス国鉄)のサイトで調べたがわからなかったのでここだけ英語で2枚くださいと。ほしいものと違うものを渡されると全体の計画が台無しになるのでCHF120であることを確認。パスポートを提示すると、名前とパスポート番号入りの切符を作ってくれる。

 

  この後、Ich möchte zweimal nach Grindelwald, hin und zrück. でグリンデルワルトまでの往復切符を2枚買った。

 買い終わった時点で発車時刻まであと5分、エスカレータに飛び乗り、地下2階のホームに降り2等車の位置まで行くと間もなく入線。鉄道旅行も慣れないうちは、スーツケースの置き場が空いてるかに気を揉んだものだが、慣れるに従いなるようにしかならないということで、今回どうだったかはあまりはっきりと覚えていない。ベルンで乗り換え後は、シュピーツでの乗り換えもなくインタラーケンオストへ直行。ここでBOB鉄道に乗り換え予定の時刻にグリンデルワルト到着。

グリンデルワルト駅の写真

 改札口というものはないので、別荘のオーナーさんがどこで待っていてくれるかよくわからず注意しながら歩く。駅舎のあたりで、それらしい女性がいて、ホテルを探しているのかと尋ねられたので、これは違うのかなと、いや、まあ、とあいまいな返事をするが、もう一度尋ねられたので、キスリングさんの別荘、と言うとそれは私だということで判明。外務省の海外安全ホームページでは、空港で名前を書いたプレートを持っている人も本物とは限らずむやみについていくのは危ないなどと書かれているが、お互いに相手の見分け方を予め決めておくのが本当かもしれない。アウディのリアゲートへの荷物の積み込みを手伝ってくれ、駅前のメインストリートをすぐに右に外れ坂道を数分下って到着。

貸し別荘の外観写真

 3階建てで私たちは3階、2階がオーナーさん、1階はオーナーさんのご両親が住まわれているようだった。外階段を1階分上がって2階の玄関を入り、そこからすぐに内階段を3階に上がって鍵を開けると私たちのスペース。間取りとしては2人宿泊用の二部屋構成だが、キッチン・ダイニングもL寝室・リビングも広くてゆったりしている。寝室の天窓からは星空が見えるとの触れ込みどおり、夜中に目が覚めたときには天の川も見えた。キッチンにはあらゆる道具がそろっており、食器洗浄機のほか、オーブン、電子レンジが組み込まれており、コーヒーメーカー、トースター、ハンドミキサー、アイロンなど小型家電もひとそろいある。ナイフ、フォーク、スプーン類も10人分ほどあり、皿、カップ、ボール、ザルもかなりの種類があり、タオルや布巾、鍋つかみなども万全。調味料やラップなどは、前の人が置いて行ったのかもしれないものが少しあった。部屋の窓はすべて断熱性に優れた木枠の二重窓でおそらくスウェーデンハウスの窓はこういうものだろうと思った。キッチン設備は新しく非常に快適に過ごすことができた。因みに箸はなかったが、これは想定済みで持って行った。あと、味噌汁を飲む程度の、あるいは飯盛り茶碗サイズのお椀はなかった。100円ショップで買ったお椀を持って行こうとしていたのだが、入りきらずに置いて来たのが残念。

ホテル・レストランGLACIERの写真

 初日は食材がないので夕食は外へ。メインストリートまで坂を上るのは大変なので夜8時過ぎでもまだ明るい道を歩いて200mほどの近くにあるホテル・レストランGLACIERへ。満席に近かったがなんとか席はあり、ビール各1杯と、アルペンタパス、グリーンサラダ(中)、牛ヒレステーキ140gを全てシェアして食べる。ステーキだけは各一皿のつもりだったのだが、長旅に疲れた身体にはこれくらいでちょうど。デザートは少量だがサービスしてくれたのが嬉しかった。

 ピークの時間帯が過ぎて空いて来たレストラン。ここからはアルプ(牧草地)だけが見えるが窓際の席からはアイガーの全貌が見渡せる。

 

2日目 買い出し/テラッセンヴェーク

 この日の計画は、午前中食料買い出し、午後はグリンデルワルト博物館を見てからグリンデルワルトの街の北側にあるテラッセンヴェークをハイキングすること。

 朝食材料からないので、オーナーさんに教えてもらった別荘の下方にあるLandiというスーパーへ7:30の開店時間に合わせて向かう。坂道を5分ほど下って振り返ると別荘の南面が見える。これがスイスの伝統的シャレ―スタイルの建物の形だ。

 さらに5分ほど平坦な道を歩いて、朝もやに煙る橋を渡るとすぐにスーパーがある。

 

 スーパーでは、大きさや個数が不定のものはセルフで計量器に載せると、量目と値段が印刷されたラベルが出てくるのでそれをポリ袋に貼る。下の写真で、上からトマト、玉ねぎ、レモン、ニンニク。

 また、カートを使おうとしたら2フランのコインを入れてカート置き場から持ち出し、使い終わって元の場所に戻してチェーンでロックするとコインが戻って来る仕組みになっていることをお店の人が教えてくれた。スイスでカートを勝手に持って帰ってしまう人がいるとはあまり思えないけれど。

 因みに、このスーパーは日本のホームセンター的なものも合わせて売っている。スーパーからの帰りは重い荷物を持って坂をのぼり、9時半頃からようやく朝食。

 水色に統一された機能的なキッチン・ダイニングルーム。テーブルの後ろにあるのは左側の上扉が電子レンジ、下扉が冷蔵庫、右側がオーブン。それ以外にはナイフ、フォーク、スプーンや、キッチン小物、ミキサー、アイロンなどが収納されている。

 寝室には星空の見える天窓が設けられており、晴れた夜には天の川が見えた。ただし、頭を枕とは反対側に持ってきて寝ないと星空は見えないの。時差ぼけで夜は一旦目が覚めたあと眠れなかったので、朝食後、朝寝。再び起きてから日本から持参したどん兵衛で軽い昼食を摂ったあと、午後の活動開始。

 駅前通りまで出るのは全部上り坂のため15分くらいかけて歩く。まずは別荘手配とその後の各種相談でお世話になったグリンデルワルト日本語観光案内所に挨拶に行ったがお客様対応をされており待つのもなんなのでまたの機会にする。

 さて、ここを14時にスタートし、るるぶ付録のハイキングガイド&マップでは2時間の標準タイムとされているコースを歩き始める。駅前通りを奥の方へ進み、教会のあたりでグリンデルワルト博物館と思しき建物を見つけるがやっていない。あきらめて、山へ登る車道を歩く。この日は気温が30℃くらいあり、その他の日のハイキングが基本的に全て下りだったのに比べ、この日だけは上りもあるため、熱中症にならないよう塩飴をかじっては冷水を飲みで、わずか100mの標高差をゆっくり上った。分岐を左に入るとテラッセンヴェークでここからはほぼ平坦。南側に視界が開けている。

 アイガーに雲がかかり雨の予感。

 谷間から氷河が見える。

 15:10にホテル・ボドミに到着しティー・ブレーク。

 

 雲行きは怪しかったが案の定、休憩していたら雨が降り出し、上だけレインウェアを着、帰路につく。一時は本降りだったが、意外に早く15:50頃にグリンデルワルト駅まで降りて来られ、16:05に別荘着。

 

 テラッセンヴェークは登山道ではなく、舗装された車道で道沿いに別荘が散在する。背後の山はヴェッターホルン。

 

 夕食はちらし寿司に鯖ハンバーグという和洋折衷メニュー。

 

3日目 ミューレン~シルトホルン周遊

 この日からいよいよ本格的にハイキングをスタート。ミューレン、シルトホルン方面のロープウェー、登山電車、ケーブルカー、ポストバスなどこの方面の乗り物を全て乗るルートで周遊する。7時半に出発し、グリンデルワルト駅でBOB鉄道のラウターブルンネンまでの往復切符を2枚買う。特に並ばずにすぐ買えた。Zweimal nach Lauterbrunnen, hin und zurück, bitte!

 8:19発のインターラーケン・オスト行き電車に乗り、ツヴァイリュッチネンで降り、インタラーケン・オストから来たラウターブルンネン/グリンデルワルト行き電車がここで切り離されるので、ラウターブルンネン行きの電車に乗り換える。乗ってきた電車はここでラウターブルンネンから来た電車を後方に連結してインターラーケン・オストに向かう。降りたところでぼうーっとしていると、駅員さんがラウターブルンネン行きはもっと向こうだと教えてくれたのでそっちに歩く。

 左前方がグリンデルワルト方面、正面がラウターブルンネン方面、手前がインターラーケン・オスト方面、グリンデルワルト方面の電車は画面手前側、ラウターブルンネン方面の電車は画面奥側に停まるのだ。

 9分の待ち合わせで乗り換え、8:55にラウターブルンネン到着。降りてすぐそばのロープウェー駅(ラウターブルンネンBLM駅)にゆき、グリュッチュアルプまでの片道切符を買おうとするが切符売場に人がいない。改札業務のために出払っているのだ。ようやく戻って来た係りの人に、Zweimal nach Grütschalp, einfach! と行って切符を買う。言い方は、往復のhin und zurückのところを片道のeinfachに変えるだけだ。bitteは、英語のpleaseなのでつければ丁寧になる。

 このエリアの交通手段はこんな感じだ。

 

 ホームに出ると、あれっ?ロープウェーだと思っていたけどケーブルカーだっけ?

 でも入ってきたのは予定通りロープウェーだったので、もしかしたら以前はケーブルカーだったのをロープウェーに切り替えたがケーブルカー時代の名残を留めているのかもしれない。

 車窓から山上に広がるアルプの光景を眺める。これぞスイスという景色だが、スイスの人はこんな山の上まで牧草地にしてしまったのはたいしたものだ。グリュッチュアルプで今度は登山電車に乗り換える。駅はつながっているのだが、やはり切符売場に人がおらず、改札業務に行ってしまっている。どうも乗り物毎に切符を買う人はあまりいないようで、たいてい何とかパスで乗り放題のようなのを持っているものと思われる。電車が出そうなので焦っていると、切符はいいからこっちに来て乗れ、と言われ電車に飛び乗る。すべての切符を集めたかったのに今回の旅行でこの区間だけ切符がなくて残念。

 

 14分の乗車でミューレンBLMに到着。因みにBLMは、Bergbahn Lauterbrunnen-Mürrenの略で、ラウターブルンネン-ミューレン山岳鉄道のこと。先のロープウェー区間と登山電車区間を合わせてBLMということのようだ。

 ミューレンの村をケーブルカーの駅まで少し歩く。しばらく進むとこれから乗るケーブルカーのアルメントフーベル・バーンの斜面にアーチを連ねた絵本のような美しい橋が見えてくる。

 スイスは、こういう案内看板がとても洗練されていて美しい。すれ違いの写真を撮るため20分に1本のケーブルカーを待つ。プロのカメラマンは一枚の写真のために何時間でも待つのだろうなあと思う。

 写真が撮れたので駅でアルメントフーベルまでの片道切符を買う。

 一番先頭に陣取ったので動画を撮る。

 ところでこの辺りの乗り物の中で流れるアナウンスは、ドイツ語、英語など西欧の言語が流れたあと、日本語、中国語、韓国語の順になっていて、正直に言って少し嬉しい。いまの実際の観光客数としては中国人、韓国人の方が日本人より多いが、日本人の海外旅行客が多かった頃の名残りだろうか。中国は人口が多いから仕方ないが、韓国は日本の半分以下の人口なのにどこに行っても若い女性グループが目立つ。社会的環境の変化はあると思うが、日本人よ、海外に出よう!

 さて、いよいよここからがハイキングのスタート。アルメントフーベル(標高1,907m)からミューレン(以下同1,625m)に降りる2Km、所要40分のお花畑を歩くコースだ。ここからもアイガー、メンヒ、ユングフラウの三山(写真左から)がよく見える。

 ハイキング道は概ねこのように歩きやすい道が続く。観光立国スイスは山の上まで山岳鉄道を張り巡らせ、安全な道を整備して老若男女誰でもが楽しめるようにしているようだ。

 高山植物の観察が今回の旅行の課題のひとつなので見つけた端から写真を撮る。その場で名前を調べるのでは時間がかかるのでそれは帰ってからにする。

 昼時になったのでちょうどベンチがあるブルーメンタール(花の谷)が下方に見渡せるところでランチにする。わずか20mほど上方の斜面には牛たちがカランコロンとカウベルを鳴らしているので少し近すぎる気もするが、襲われることはないだろうとおにぎり弁当を食べる。

 正面稜線の中央に見えるのがシルトホルンへ行くロープウェーの中継駅ビルク。拡大するとこれ。まるで悪の要塞のようだ。

 

 今年3月のスイススキーではここまで来れなかったが、今度来るときにどこを滑ってくるのか目で探すがコースを見いだせず。絶壁の側方に降りて来れそうなところがないでもないが、かなりの滑りにくい斜面であろう。

 ブルーメンタールまで下り、レストラン・ゾンネンベルクでアイスクリームを食べる。ボブディランを優しくしたような感じのおじさんが相手をしてくれ、ひとりCHF8.00だったが、メニューなし、レシートなしの素朴な対応。まあ、何を食べる?アイスを食べたい、で用が済んでるのでこの景色の中ではどうでもいいことである。

 この日の高山植物の成果はアルメントフーベルからここブルーメンタールまでのものとなる。

  植物の名前は帰国後に本で調べたが、似たような色や形の花の識別が、葉の形が撮影した写真で不明確だったり、本の写真で不明確だったりでなかなか難しい。また、本により違う命名法を使っていたため、調べた結果も名前の表示が不統一だが、およそ以下のような名前ではないだろうかと推定。間違っている可能性も大有りなのでご指摘いただけるとありがたい。

ヤナギラン スタティキフォリウム・ミヤマコウゾリナ シルバチウム・フウロソウ

ルキダ・マツムシソウ    

ピロセラ・ミヤマコウゾリナ モンタヌス・キンポウゲ
ショイフツェル・グロッケンブルーメ(ヒメイトシャジン?)

ゲマイネ・シャフガルベ(ノコギリソウのどれか)

ピラディカ・イヌゴマ

 

 休憩後、雄大な景色のなかをミューレンまで下りる。シルトホルンへ上るロープウェーの駅が見えて来た。

 ここではミューレン(1,638m)からシルトホルン(2,970m)まで上がり、さらに折り返してシュテッヒェルベルクまで下りるロープウェー(シルトホルン・バーン)の切符を舌を噛みながら買う。時刻表を見返すと中継駅のビルク(2,677m)まで13分、終点のシルトホルンまで17分となっているが、ビルクでの乗り換えは3分くらいはかかっていたと思うのでミューレンからビルクまで13分はかかっていないのかもしれない。ビルク駅直前で撮った写真にはスリル・ウォークという断崖絶壁に設けられた通路が写っている。それはともかくスキーで滑り降りるとすると断崖の向こうの斜面になっているところだろうか。

 ロープウェーを最終区間に乗り換えるとその先は緑が少ない荒涼とした世界。登山道は見て取れるがスキーはどこを滑るのか。こんな片流れの急斜面ではアイスバーンになっていたらどうするんだ。

 映画「女王陛下の007」の舞台となったシルトホルン・ピッツグロリア展望台。

 360度の眺望の一部。

 山の名前案内板と同じくらいの視界が開けているので根気があればどれがどの山か同定できそう。

 

 ジェームスボンドが滑ったピッツグロリアのスタート地点。75%は水平距離100mに対して75m下る、角度で言えば37度の急斜面。

 トイレ個室の扉に描かれたボンドガール?の絵。

 シルトホルンから下りのロープウェーに乗り、滑走ルートを探したが、シルトホルンからビルクまでと、ビルクの駅を越えるあたりがどこを滑るのかわからなかった。007は大ジャンプをしていたが、そうしなくても済むルートがあることを願いたい。いずれにせよ、このコースはスキーガイドさんなしでは危険と思われるので今度来るときには、ここだけはガイドさんを頼もう。

 シルトホルン・バーンはビルク、ミューレン、ギンメルワルトの3駅が中継駅になっていて、そこで乗り換えて下に降りていくようになっている。ゴンドラのように中継点で屈曲して乗り換えなしで行けるようにはなっていない。

 終点のシュテッヒェルベルクからはポスト・バスに乗る。歴史的に郵便物と乗客を一緒に載せて運んだのが郵便バス(ポスト・バス)だ。この路線でいまでも混載しているのかはわからない。私の郵便バスのイメージは、第二次世界大戦を舞台にした戦争映画、「荒鷲の要塞」で郵便バスで雪深いドイツアルプスのナチスの要塞からイギリスの諜報員たちが脱出するシーンで、郵便バスにはラッセル車のような逆V字型の雪かきを装着している武骨なボンネットバスだが、ここからラウターブルンネン行きのバスは現代風の2両編成の大型乗合バスだ。切符をどこで売っているのか探したが、ロープウェーの切符売場でポスト・バスの切符も買うことができた。下左写真はシュテッヒェルベルク駅のバス乗り場、下右写真はラウターブルンネン駅で降りたときに撮ったポスト・バスの写真。

 ここまでくればあと少し。BOB鉄道で来たときの逆順を辿ってグリンデルワルトに15:38帰着。肉屋でステーキ肉、スーパーでワインを買って別荘に戻る。夕食は、ステーキのつもりだったが、食べてみるとハムステーキのような感じだった。地ビールとスイスワインを飲む。白ワインは微発泡な感じ。

 この日の切符まとめ。右上の1枚Grütschalp-Mürrenが欠品。

 

4日目 メンリッヒェン・ウォーク

 この日の計画はメンリッヒェン・ウォークのハイキング。近いのでゆっくりとバルコニーでアイガーを見ながら朝食(なぜか冷麺)を食べてから出かける。

 メンリッヒェン・バーンのグルント駅まで30分ほどかかって歩く。下り5分であとは平坦な車道の横の歩道を歩く。メンリッヒェン・バーンはグルントからメンリッヒェンの山頂直下まで30分で行けるゴンドラだが、次のスキーシーズン(2018-2019冬)の開業を目指して、このゴンドラを新型の10人乗り高速ゴンドラに架け替えて17分で行けるようにすると同時に、グルントからアイガーグレッチャーまで行けるゴンドラを建設中だ。グルントを扇の要としてV字型のゴンドラとなることからVバーンと呼ばれている。これができるとこれまでクライネシャイデックを起点としてスキーをする場合に、グリンデルワルトからだと、WAB鉄道でグルント経由でクライネシャイデックまで32分かけて移動しなければならなかったのが、グルントまで5分ほど降りるだけでそこからあとはスキーモードになれるという便利さだ。また、インタラーケンから来るBOB鉄道の新駅らしい絵も描かれていたので、電車で来る現地の人にとっても便利になるのだろう。

 ゴンドラ山頂に到着。左からアイガー、メンヒ、ユングフラウの三山がよく見える。手前の山はチュッゲン(2520m)かと思われる。

 放牧されている牛たちはカウベルの音をカランコロンと響かせながらハイキング道のすぐそばで草を食んでいる。道の真ん中にいることも。

 なだらかな道をゆっくりとクライネシャイデックに向かって下って行く。

 下方にクライネシャイデックの駅やホテルなどが見えてきた。右手の山はユングフラウ。

 この日は唯一ランチを外食すると決めていた日で、アイガーノードバンド(アイガー北壁)というホテル・レストランに入る。3月にスキーに来たときにガイドさんが連れて来てくれたところで、そのとき私が食べたグラッシェ・ズッペというパンの中にビーフシチューのようなスープが入ったメニューを妻が食べたいということで入ったのだ。レストランからの眺めとランチの様子。

 ランチ後、wyssというお土産屋でお土産を買ったときに日本人の店員さんがいたので、中国人や韓国人に比べ日本人の旅行客が少ないですね、と尋ねると高山植物が最もよく見られる7月がピークだそうだ。WABの登山電車でグルントまで下り、そこから歩いて別荘まで帰る。

 この日のハイキングの高山植物の成果はこれ。

 

 花の背後に写っている葉がその花の葉とは限らないので葉の形から識別するのは難しい。やはり帰ってから調べるのではなく、現場で図鑑と照らし合わせないと正確なことはわからない。よって、以下の名前も推定。

ショイフツェル・グロッケンブルーメ(ヒメイトシャジン?) ルキダ・マツムシソウ エゾカワラナデシコ
ジンヨウスイバ

ハレル・ラセルピティウム?(セリ科で、花の形はそっくりだが葉が違うような)

ウメバチソウ
シラタマソウ アカウレ・アザミ ピロセラ・ミヤマコウゾリナ

 

 別荘戻り後、朝オーナーさんにお願いしておいた洗濯をさせてもらう。これは別荘によって対応が違うそうだが、ここではオーナーさんの使っているランドリー設備の使用料として洗濯にCHF6.00、乾燥にCHF6.00を支払った。別荘単独でランドリー設備がない場合にはコインランドリーを利用する必要があるので、今回はその場でできて助かった。洗濯機だけ回し始めたら、乾燥機への移し替えはオーナーさんがやっておいてくれる、というのも時間の無駄がなくてよかった。

 休憩後、スポーツセンターに泳ぎに行くのと買い物のため駅前通りまで上がる。再び日本語観光案内所をのぞくとお客はいなかったので中に入ると、私たちの担当の方は外に出られていたため、若い人にご挨拶してお名前を伺ったところ、3月にスキーガイドでお世話になった所長さんのご子息だった。ここでスポーツセンターの場所を教えてもらい、3分ほど歩いて到着。貸し別荘のオーナーさんから村内バスやスポーツセンターを無料で利用できるカードをもらっていたので、これを見せて入場券をもらう。

 ここの更衣室が日本とは違い男女共用のスペースにロッカーが置かれている。着替えだけは個室ブースで行う。去年の秋にホテルのスパの更衣室が男女共用で変に思ったが、スイスの更衣室はこういうものらしい。プールは屋内だが、思ったより水温が温かくなく、震えが出たので早々に退散。妻がスイスでもプールに入って別荘滞在気分を満喫しようということだったのだが、とにかくプールに入ったという実績ができたのでOK。因みにここには立派なスケートリンクもあった。

 夕食はチーズ・フォンデュを作って食べる。固形燃料で加熱するチーズフォンデュのセットが別荘に備え付けられており、白ソーセージ、ジャガイモ、ブロッコリー、アボガドとパンで食べたが、これだけだとチーズの量に対してやや単調で、この他にエビや焼いた肉などもほしかったところだが、地元スーパーでは海産物は見かけなかった。昨日ワインを飲んだので今日はビール。

 この日の切符まとめ。

 

5日目 マッターホルン1日ツァー

 この日は、鉄道を乗り継ぎ3時間かけてツェルマットまで行き、そこから登山電車でゴルナーグラート展望台に上がってマッターホルン(4,478m)を眺望し、リッフェルベルクからリッフェルアルプまでハイキングをする計画だ。

 早起きして7時前にグリンデルワルト駅に行き、スイスハーフフェアカード所持者のみが使える、ワンデートラベルパスを購入。これの方が、半額の切符を買うよりもこの日の行程ではCHF20近く安いのだ。インターラーケン・オスト、シュピーツ、フィスプで乗り換え、ツェルマットまで行く。

 途中駅フィスプで、大型トラックの鉄道輸送を目撃。環境保護先進国だ。

 フィスプでは列車がメカニカルトラブルとのことで30分ほど遅れてやってきた。検札に廻ってきた車掌さんが、ゴルナーグラートまで行く人は窓口で並ぶのは大変だからここで切符買った方がいいわよ~、と案内しているので車内で購入。hin und zurück (往復で)と言ったら、指サインで感心してもらえた。

 フィスプからツェルマットまではゴッタート鉄道に乗って来たことに降りてから気付く。

 駅を出ると道路の向こう側にゴルナーグラート鉄道の駅がある。

 ゴッタート鉄道が遅れたため予定の10:24発には乗れず、次の10:48発のに乗る。進行方向に向かって左側の席に座ってしまったが、車窓からマッターホルンを見るには右側に座るべきだったことが後でわかった。

 

 ゴルナーグラート(3,089m)に到着したのは11:21だったが、既にマッターホルンには雲がかかり始め、あれよあれよという間に大半が雲に覆われてしまった。実際山登りをする人は何日も何日も天気待ちをするというが、少しでも見ることができたのだから良しとしよう。

 11:26撮影。

 11:27撮影。

 駅前の広場で雲に隠れかけたマッターホルンを見ながら、今日は私が握ったおにぎり弁当を食べる。急斜面をゴルナーグラート鉄道の登山電車が上ってくるのが見える。

 食後にゴルナーグラート展望台まで上がったが、ここは商業施設の雰囲気ですぐに出る。でも上から駅を見下ろすとこういういい感じ。

 ここからのマッターホルン、ベストショットはこれ!

 グリンデルワルトのあるベルナー・オーバーラント地方のユングフラウ三山に比べるとマッターホルンは独立峰で何物をも寄せ付けない孤独な強さを感じる。

 ここから電車でリッフェルベルク駅(2,582m)まで下り、そのもうひとつ下のリッフェルアルプ駅(2,222m)までハイキングをする。4.5Km、1時間30分のコース。

 岸辺に野草が咲く小川を渡って歩く。

 この日のハイキングでの高山植物の成果はこれ。

 

 名前は以下のとおり推定。

アルペン・アスター(薄紫色の方) ツヴェルク・マンスシルト(ピンク色) ツヴェルク・マンスシルト(白色)
アカウレ・アザミ スピノシシムム・アザミ アルピヌム・サフラン(5月~7月)?
ゴルト・ピッパウ? アルピナ・オキナグサ(5月~7月) または ラティフォリウム・ミミナグサ シュタイン・ネルケ(5月~7月)

 開花時期が5月~7月のものが含まれているが、ここは比較的標高が高いため、8月上旬に見られても不思議はないかもしれない。

 リッフェルアルプ駅にゴール!右側の電車は駅近くにあるホテルまでの送迎用電車。

 因みにゴルナーグラート鉄道は乗る区間だけの切符を個別に買うと、通して往復で買うより高くなる。往復のルートを部分的に逆行(二度乗り)したりしなければ、通しの往復切符で問題ないとのこと。ICカード改札なので二度乗りすると検出されるものと思われる。

 ツェルマットまで下り、駅前の繁華なメインストリートで買い物をする。ここはブランドショップがたくさんあり、素朴な感じのグリンデルワルトに比べて商業化されている。

 駅に戻り構内でカプチーノを1杯ずつ飲み、電車を待つ。予定より30分早い18:38にグリンデルワルト到着。

 夕食は妻が仕込んで私が使い方がよくわからないオーブンで焼いたグラタンとレトルトカレーとサラダを食べる。

 この日の切符まとめ。

 

(Zermatt-Gornergratの往復切符に金額が入っていなかったのでレシートを追加。2018/11/5)

 

6日目 フィルスト/グリンデルワルト博物館

 帰る前日のハイキングはスキーのときと同じで近くのフィルスト。ゴンドラのフィルスト・バーンで30分かけてフィルスト(2,167m)まで上がるがスキーのときと全く同じで霧の中。視界はおよそ100m。

 昨年秋に来たときは晴天だったが、私一人でバッハアルプゼー湖に行ったので今度は妻と二人で行こうと思っていたのだが、この視界でさらに上に行くのはやめて、第二案として考えていた、ボルト(1,564m)まで下りる案を実行することにする。4.2Km、1時間40分の予定。これはスキーのときに私がひとりで霧の中を滑り降りたルートを歩いて辿る興味深いコースで標高差603mは今回最大。下に降りるにしたがい霧が晴れてくることが期待でできる。雨も降っているのでレインウェア上下着用、ザックカバー着用の完全装備で出発。

 雨の中でも牛たちは放牧されており、カウベルの音がカランコロンと霧の向こうから聞こえてくる。

 雨と霧の中を迷わないよう注意深くゴンドラ途中駅のシュレックフェルトまで下りる。

 今回の目的地であるゴンドラ途中駅のボルト近くになると視界が開け、スキーで滑った急斜面に出る。完全に同じ場所ではないが夏と冬の比較写真。こうして並べてみると冬のはもっと上の方だったことがわかる。

6番コース急斜面

 ここからあと少し下りると、ボルトの駅が見えてくる。

 ボルトの駅の脇の営業していないレストランのテーブルと椅子を借りて、この日も私が握ったおにぎり弁当を食べる。

 ゴンドラをボルトから終点のグリンデルワルトまで乗り、再びグリンデルワルト博物館に向かう。2日目に来たときは、営業日でなく(土、月は休み)、かつ営業時間(15時~18時)でもなかったことの調べが付いていたので、博物館前で15時の開門時間を待つ。ほんとは、最初にグリンデルワルトの歴史を学んでから滞在開始したかっただけれど、結局最後になってしまった。

 3分ほど前におじいさんが出てきて営業中の看板を出したので、早速入る。切符を買ったときに英語で見方を説明されたので、英語で話してたのだけれど、見始めて、意外にと言っては何だけど興味深いものがたくさんあったので写真を撮ってもいいか聞きに行った。“Kann ich fotografieren?”  ドイツ語がしゃべれたんだね、っと見直してもらってその後ドイツ語で何か言われたけど、雰囲気からJa, ja、と適当にあいづちを打つ。

 登山関係では、日本人登山家、槇有恒さん、今井通子さんの写真や、槇さん自筆のノートが展示されていて誇らしく感じた。

 鉄道関係では各山岳鉄道の新旧車両の他、ロープウェーの運転制御盤や、ロープウェー模型の動態展示を興味深く見学。

 スキー関係では、スキー板今昔、旧式のペアリフト、 スキーファッションの展示などが楽しい。

 お土産に、妻はアイガーの絵、私はヴェッターホルンの絵(の複製品)を買ったが、博物館のおじいさんが立派な紙筒を用意してくれ、絵を丸めて紙筒に入れ、最後の一押しをするときに、グッバイ!と別れを告げていたのが、これまで自分が大切に保管してきたものに対する愛が感じられた。このおじいさんの写真がないのは残念だが、西欧人のやさしいおじいさんの典型ではないかと思った。西欧人のおじいさんと直接話したことは、他には今回のオーナーさんのお父様くらいしかないが、日本人のおじいさんとは全然雰囲気が違った。因みに開館時間が短いのは、このおじいさんが1人でボランティア的にやっているからではないだろうか。

 この後もう一度日本語観光案内所に寄ると、ようやく今回の別荘手配や各種相談でお世話になった担当の方に会えたのでお礼を言う。

 夕方、空き缶、空き瓶をスーパーのLandiまで捨てに行く。部屋に置いておいてもよさそうだったが、オーナーさんがLandiに捨てる場所があると最初に説明していたので、捨てて来てほしいのだろうと思い、捨てにいった。アルミ缶用の空き缶つぶし機があり、使い方を悩んだが、手動でレバーをぐいーーっと押し下げることがわかった。

 困ったのはスチール缶の捨て場がないこと。きっちり分類されているところにみだりに捨ててはいけないと考え、持ち帰って置き手紙を英語で書いておいた。

 グリンデルワルト最後の夜は、片付けがあるので別荘での自炊はせずに最初の夜にいった、レストラン・GLACIERに行く。

 北壁ビールにお薦めのグラスの赤ワインXOTを飲み、私は最初の夜に気に入ったビーフステーキを、妻はチキンのローストを注文した。

 この日の切符まとめ。

 この他にグリンデルワルト博物館入場券はゲストカードを見せてたしかCHF3.00ほど割引でCHF5.00払ったが、切符はもらってないと思う。

 

7日目 さらばグリンデルワルト

 きれいにあと片付けと掃除を完了。床に置いてある白い袋が指定の可燃ゴミ袋。何とか一袋で収まった。流し台右隅に置いてあるのはスチール缶を入れた袋と置き手紙。

 朝日を浴びるアイガーに別れを告げるたあと、オーナーさんのクルマで駅まで送ってもらった。

 この日は、余ったパン、野菜、チーズを総ざらいして私がサンドイッチを作り、チューリッヒ空港のフードコーナーでコーヒーだけ買ってランチとした。

 帰国便は1時間10分遅れの出発となった。なお、今回持っていたモバイルWiFiルータ用のデータSIMは、アマゾンで3,600円で購入したヨーロッパ プリペイド SIMカード 4G 世界66カ国 周遊 simcard  (AIS)というもので 4GBタイプだったが、ここまでの使用量は4.5GBだった。4GBを越えてもサービス終了にはならず、低速動作になるタイプなのはよかった。別荘では、別荘のWiFiを使っていたのだが、外でもけっこう使ったようだった。

8日目 帰国

 朝8時過ぎに、無事成田空港に着陸。

 

行動記録まとめ

 以下で、着時刻と乗り換えに要する徒歩時間は、SBBアプリによる時刻表上の時刻で、本文中に記したように列車は一部遅れたところがある。ハイキングの所要時間はガイドブック(るるぶの付録)上に示されたものだが、これはかなり余裕を見た時間が示されていたようで、シニアの私たちもランチタイムなどを除くとだいたいこの時間内に収まっていた。

1日目 8/5(日)

LX161 NRT(T1南ウィング) 10:10発→ZRH 15:35着 
チューリッヒ駅でSwiss Half Fare Card購入 
Zürich Flughafen 16:40→Grindelwald 19:38

2日目 8/6(月)

午前 グリンデルワルト博物館→食料買い出し
午後 テラッセンヴェークハイキング 初級 4.5Km 2時間
日本語観光案内所(1,040m)14:00→ホテルホドミ(1,140m)15:10→グリンデルワルト駅(1,027m)15:50

3日目 8/7(火)

ミューレン~シルトホルン周遊
BOB:Grindelwald 8:19→8:39 Zweilütschnen 8:46→8:55 Lauterbrunnen 徒歩3分
ロープウェイBLM:Lauterbrunne BLM 9:23→9:27 Grütschalp
登山電車BLM:Grütschalp 9:29→9:43 Mürren BLM 徒歩8分
ケーブルカーAllmendhubel Bahn:Mürren 10:20→10:24 Allmendhubel
ハイキング:Allmendhubel(1,907m)→Mürren(1,625m)初級2Km下り40分  途中Blumentalでランチ
ロープウェイ:Mürren 12:40→12:57 Schilthorn
ロープウェイ:Schilthorn 13:33→14:05 Strechelberg 徒歩5分
郵便バス:Stechelberg 14:42→14:55 Lauterbrunnen
BOB:Lauterbrunnen 15:02→15:11) Zweilütschnen 15:17→14:38 Grindelwald

4日目 8/8(水)

メンリッヒェン・ウォークハイキング
GGMゴンドラ:Grund 9:40→10:10 Männlichen
ハイキング:Männlichen(2,230m)10:20頃→Kleinescheidegg(2,061m)12時頃 初級4.5Km下り1時間30分
WAB:Kleinescheidegg 13:33?→14:05? Grund
スポーツセンタープール

5日目 8/9(木)

マッターホルン1日ツアー
Grindelwald 7:19→7:53 Interlaken Ost 8:00(IC61Basel SBB方面)→8:21 Spiez 8:35(IC8 Brig方面)→9:02 Visp 9:08(R221 Zermatt方面)→10:14 Zermatt 10:48→11:21 Gornergrat 展望台・昼食 12:19→12:34 Riffelalp
ハイキング:Riffelberg(2,582m)→Riffelalp(2,222m)初級2.6Km下り1時間30分
Riffelalp 14:20→14:39 Zermatt
Zermatt 15:37I(R254 Visp方面)→16:46 Visp 16:57(IC8 Romanshorn方面)→17:24 Spiez 17:33 (IC61 Interlaken Ost方面)→17:57 Interlaken Ost 18:35(R283)→18:38 Grindelwald

6日目 8/10(金)

グリンデルワルト周辺(予備日)
ゴンドラ:Grindelwald→First(30分)
ハイキングA:フィルスト(2,167m)⇔バッハアルプゼー(2,271m)初級往復で6km上り下り2時間 
ゴンドラ:First→Grindelwald(30分)
ハイキングB:フィルスト(2,167m)→ボルト(1,564m)初級4.2Km下り1時間40分
ゴンドラ:Bolt→Grindelwald(15分)
天気の影響により、Bコースを選択し、14:30頃ゴンドラで下山完了。
グリンデルワルト博物館

7日目 8/11(土)

Grindelwald 7:19→7:53 Interlaken Ost 8:00(IC61Basel SBB方面)→8:52 Bern 9:02(IC8 Romanshorn方面)→10:16 Zürich Flughafen
LX160 ZRH 13:00発

8日目 8/12(日)

NRT 7:50着(T1南ウィング)

 

(2018/9/4)