中国渡航記

寒い上海

寒い上海

 私にとって初めての上海の冬だが、寒い。例年、雪が降らない上海だそうだが、今冬は30年ぶりの雪だそうだ。日本にも寒波が襲った同じ頃、一時的だがかなり降った。

寒々とした外の景色

 積雪はわずか数センチなので写真ではほとんどわからないが。

毛糸の帽子

 気温は、早朝―7℃、日中0℃~3℃という日が3日ほど続き、以前に北京で買った、いまでは部屋の中でひざ掛けにしている分厚いマフラーを巻いても耳が痛いくらいに寒いので、地下鉄の出口の地べたに並べて売っている毛糸の帽子を買ってしまった。30元(約540円)なり。

玄関ドアのすきま

 外も寒いが部屋の中も寒い。5800W+1800W(補助電熱)の強力エアコンがフル稼働しているのに寒い。それもそのはず玄関ドアの下からすきま風がヒューヒュー入ってくる。

すきま風を見える化

 紅茶のティーバッグの持ち手のところの糸を切って、ドアにテープで貼り付けると持ち手の紙がパタパタと旗めいて風が入ってくるのがよくわかる。下の動画(wmv形式)をどうぞ。

 上の動画が再生できなかった方は、下のmp4形式の動画をダウンロードして再生ください。

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 そこで10元ショップのダイソーで何か隙間を埋めるようなものを売っていないか探しに行ったところ、あったあった。床をはいはいするような赤ん坊が机や椅子の脚に頭をぶつけてケガをしないようにするためのクッションが。ドアの下面用と、側面にも使えないかと試しに、3本買う。

 断面がL字型になっており、内側に両面テープが貼ってある。

ぶつかり防止クッション

 2本を両面テープで貼り付け、長さぴったり、厚さもちょうど床にスリスリくらいですきま風を防ぎ、かつ動きも渋くならないちょうどよい具合。

すきま風をシャットアウト

 これでドア下面からのすきま風はシャットアウトされ、側面からのすきま風は少しあるものの気にならないレベルになり、暖房も効くようになった。

夜の積雪

 その後もいったん気温がもとに戻ったあと再び降雪があったときもすきま風が入らず快適に過ごせている。

(2016/2/6)

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