御朱印集め

御朱印集め(23) 富良野神社

御朱印集め(23) 富良野神社

 年末年始に北海道・富良野スキー場を訪れた際、宿泊した新富良野プリンスホテルから元旦の朝、初詣バスが出るというので利用させてもらった。もともと時間を見て、ホテルからタクシーで往復して御朱印を戴こうかと考えていたのだが、初詣と御朱印拝受の両方がちょうど帰る日の午前中の空港行きのバスが出る前に実現してとても満足だった。

御由緒

御祭神

 上記のしおりのとおりだが、神統譜上は以下のようになる。

 大国魂神(おおくにたまのかみ)は、須佐之男命(すさのおのみこと)が神大市比売(かみおおいちひめ)を娶って産んだ大年神(おおとしかみ)が伊怒比売(いぬひめ)を娶って産んだ五神のうちの第一の大国御魂神(おおくにみたまのかみ)のことと思われる。

 大己貴神(または大巳貴神 おおむなじのかみ)は、須佐之男命が櫛名田比売(くしなだひめ)を娶って産んだ六世孫で、後の大国主神(おおくにぬしのかみ)である。

 少彦名神(すくなひこなのかみ)は、大己貴神の国造りに協力した手のひらに乗るような小さな神様で、国造りが成就するとどこかに行ってしまわれた。

 須佐之男命、大己貴神=大国主神、少彦名神は、葦原中国の国造りに関わる出雲系の主要な神様だが、大国御魂神は古事記には大年神の子であることしか書かれておらず、國學院大學の古事記学センターのWEBサイトには、渡来系の神様ではないかと書かれていた

一の鳥居

 元旦の雪を踏みしめて進む。

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二の鳥居

 

拝殿・本殿

 初詣でお願いしたことは、ここまで北海道を発展させてくださったことのお礼と、北海道を外国の侵略の手からお守りくださいということだ。1945年、日本が戦争に負け、ポツダム宣言受諾後に、ソ連は樺太や千島列島に侵攻して来た。これを阻止したのが樋口中将率いる第五方面軍の各部隊だ。千島列島東端の占守島(しむしゅとう)の守備戦での奮闘は特筆に値し、ソ連軍を足止めしたことにより北海道侵攻を阻止したと言われている。最終的に北方領土は不法占拠されてしまったものの、彼らの戦いにより、北海道を日本の国土として守ることができたのだ。その北海道の土地が、現在主に中国資本により観光地、水源地をはじめ、自衛隊の基地の隣接地や自衛隊の活動が見渡せる山などが次々に買い占められている。これを規制する法律は親中公明党の反対により、いつまでたってもつくることができず、昨年同党の手によりかなり骨抜きにされたもののようやく成立に漕ぎつけた。先人に対して誠に申し訳ない現在の政治の体たらくで情けない限りだが、神様のお力でなんとかしてください、とまさに神頼みをしたのである。

初日の出

 帰り際、二の鳥居をくぐろうとすると、初日の出が輝いていた。

御朱印

以上

(2022/1/8)