御朱印集め

殿塚・姫塚

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殿塚・姫塚

 神社巡りと同様、日本の起源を探す一環で、千葉県山武郡芝山町横芝光町中台にある殿塚古墳・姫塚古墳を訪れた。この地名からはわかりにくいが成田空港の近くだ。写真は殿塚。

概要

 芝山町立の芝山古墳・はにわ博物館でいただいたパンフレットによると、殿塚・姫塚は、17基の古墳からなる芝山古墳群の中心的な古墳である。

  殿塚 全長88m、高さ7.8m、前方後円墳、6世紀中頃の築造

  姫塚 全長58.5m、高さ4.8m、前方後円墳、6世紀後半の築造

 被葬者は、武射(武社)のクニの支配者に連なる豪族と推測されるとのこと。現地の案内板では、高さや築造時期が多少パンフレットと異なっている。

 殿塚の上には登れるようになっている。

 目立たず、表示もないが、多分こちらが姫塚。

芝山古墳・はにわ博物館

ほど近いところにある芝山古墳・はにわ博物館。

ユダヤ人はにわ

 殿塚・姫塚では大量のはにわが出土しており、なかでも写真中央のものは、「背丈の高い男」とも呼ばれ、日本最大級の人物はにわである。

 このはにわについて、この神社巡りシリーズのナビゲータでもある田中英道先生は、ユダヤ人はにわだとおっしゃる。その背の高さ、鼻の高さ、両鬢を角髪(みづら)に結っていること、高い帽子を被っていることが、ユダヤ人の典型的スタイルに合致するからだという。その昔、ユダヤ人はユーラシア大陸を旅して日本にたどり着いたのだ。

 房総にはこんなに古墳がたくさんある。  

                           

鉄剣

 鉄剣を持つ関東の高天原勢は、銅剣しか持たない葦原中国の出雲勢に対し、圧倒的に有利であったので、高天原から天照大御神によって出雲に派遣された建御雷神(たけみかづちのかみ=武甕槌神)が、建御名方神(たけみなかたのかみ)との闘いに圧勝したということなのだろう。田中英道先生の講義を聞いているとそのようなことがわかるようになってくる。御朱印巡り(11) 出雲大社の荒神谷遺跡出土銅を参照。

以上

(2022/5/7)