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沈丁花ついに

沈丁花ついに

 元気がなかった玄関脇の沈丁花の葉がほとんど落ちてしまったので株を引き抜いた。可燃ゴミ袋に入りやすいように、まずは強力根切りハサミで枝を細かくカット。

枝を落とした写真

 青白い色の斑が入ったところを拡大すると、枝の中まで青白く石化した感じ。ハサミで切るときにガジっと石っぽいものを切った感じがする。

枝の切断面の写真裂けた根本の写真

 

 根を掘り起こそうと株全体に力をかけて揺すると根元に近い部分が裂けてしまった。ここにも青白く侵食された病魔の跡がある。このような状態では水や養分が吸い上げられなくなっていたに違いない。

 このあと、ハサミで根切りしながら掘り起こし、刃付きシャベルで残った根を掘り起こし、太い枝を鋸で切り離し、可燃ゴミ袋に投入。使った道具は病気の菌がついていると困るので水で洗い流した。あと、土にも菌がついているかもしれず、ここに挿し木した沈丁花を移植すると同じ病気になる恐れがあるので、消毒が必要だ。調べると日当たりのよいところに土を広げて日光消毒か、黒い袋に入れて日光に当てて蒸し焼きにするとよいとのことで、一緒に植わっていたサツキの花期が終わったら実施しよう。

 ところで、この沈丁花は毎年春先によい香りを漂わせてくれていた。生きている間に発表できなかったのは残念だが、供養に一句。

 花粉症 マスク越しにかぐ 沈丁花

(2018/5/28)