中国渡航記

深センへ

深センへ

(2014/4/13日曜日)
深セン行きはスーツケース2個に超ヘビーなビジネスバッグのため、なるべくダイレクトに深センのホテルに行けるのがよかったのだけれど、タクシーは高いし、ホテルで聞いてもMTRで行けというだけなので、MTR(香港の電車で日本JRのようにたくさん路線がある)のホンハム駅までタクシーで行く。深センは羅湖駅が終点でここにイミグレーションがある。以前に逆方向は乗ったことがあるので雰囲気はわかっていた。

切符はツーリストインフォメーションというところで買おうかとも思ったが、自販機があるので見ていると西洋人が買っているのを駅の人が教えていたので、それで理解。別に難しいことはなく、タッチパネルで目的地と、普通車か一等車か、あと人数を選択するくらいでOK。荷物多いので一等車にして、72HKD。1HKDは13円くらいなので約1000円というところ。
MTRの切符自動販売機

羅湖行きの表示は大きく出ていたのだが、
羅湖行きの表示 拡大
インターシティ直通電車、離港(香港を離れるの意味)という表示もあったので、
離港の表示
これは国境を越えるのだから離港に間違いないし、インターシティ直通もそうだよな、と思って離港の長い列に並んだのに、
離港の長い列 外国人が多い
最後に切符を見せるところで、さっき買った切符を見せたら違っていて、広州に行くのか、と聞かれて羅湖ならあっちへ行けと。羅湖はふつうに羅湖行きというところでよかったのだ。

香港から広州への直通ということだったのだけれど、直通とかインターシティという言葉の定義がなされていないから初めて見た人にはわからない。
深センについてから先任の日本人に聞いたら、それはちょっと先を読みすぎで間違えましたね、普通に羅湖でいいんですよ、と言われてしまった。まあ、その可能性はあるとは思っていたのだが。ロスは20-30分なのでこれも経験。
うまく行ったところだけで、できたと思っているより失敗した方がより深く広く理解できるというものだ。
一等車はすいてて気持ちがいい。
一等車の車内

深セン入境はやはり中国なのでイミグレの警察官の制服が圧迫感があるが、問題なく通過し、税関もフリーパスで無事中国到着!
ところがタクシー乗り場が見つからない。ふつう出たところにすぐあるはずなのに!
数百メートル思い荷物を転がし、売店の人に聞くとここからエスカレータで下に下りるとタクシーがあるということを教えてくれ、正式のタクシー乗り場で数人待ちくらいですぐに来た。ところが運転手が不親切。重いスーツケースをトランクに載せてくれない。これまで中国でもどこでも載せてくれたのに!!
新都酒店までは10分あまり。メーターどおりお金を払おうとすると、まだ何か要求している。近すぎるのでチップ要求かと思い、小銭をじゃらっと渡したらそのなかから2元か3元、だけ取ったようだ。角、毛の小銭は使いようがないからいらないのだな、と思ったのだが、その後どこで乗ってもあと3元と言われて、何かと思ったらメーターのほかにガソリン代を3元払うことになっているそうだ。3元の発票(レシート)もくれる。運転手さんには悪いことを思ってしまって悪かったが荷物も下ろしてくれないしやはり態度は悪いよね。

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