中国渡航記

在外選挙人登録

在外選挙人登録

所用で在広州日本国総領事館に行った。
深センから広深線和諧号で約1時間半で広州駅に到着。

広州駅

総領事館は広州駅から広州地下鉄5号線で2つ目の淘金駅を降りて目の前の広州ガーデンホテル(花園酒店)のあるビルの2階にある。
広州ガーデンホテル

所用を済ませた後、海外からも日本の国政選挙投票をしましょう、というような掲示をみつけ、せっかくの機会なのでこのために必要な在外選挙人登録を申請することにした。

在留届は出してありますか?と窓口で聞かれたので、はい、と答えて申請書を受け取り、住所氏名連絡先などを記入して提出しようとすると、確認しましたが在留届が出ていません、とのことで在留届の届け出用紙を受け取り、これも記入する。

封筒にも住所氏名を書いて提出した。これで2,3か月後に在外選挙人証が自宅に送られてくるようだ。衆議院議員選挙は終わったばかりなので、次はいつ何があるのかわからないが、憲法改正国民投票がもし行われたら、この選挙人証で投票できるのだろうか。

在留届

今回あれっ、と思ったのは在留届が出ていなかったこと。中国渡航後に会社で必要な手続きはすべてしたつもりだった。
「中華人民共和国外国人居留許可」を取り、「中華人民共和国外国人就業証」を取ったのでこれですべてと思っていた。しかし、会社は私が中国で働けるために中国当局から許可を取る面倒を見てくれただけで、日本人として必要なことは関知していなかったわけだ。

因みに、在留届の届け出は(日本の)法律で義務付けられているとのこと。「在留届は、海外でクーデター、テロ、自然災害等の大規模緊急事態が発生した際に、在外公館が在留邦人の皆さんの安否確認や、事件・事故等に遭われた際の支援などを行う際に必要です。」と領事館に置いてあった在外選挙制度のパンフレットに書かれていた。

ということは、万一緊急事態が発生して日本政府差し向けのチャーター機で中国を脱出というような場合に、これまでは連絡が来ない状態だったわけだ。

日本人同僚数人に聞いてみたところ、子供を学校に入れるときに在留届が必要だと知ったとか、自分で調べて知ったのでネットで届け出をしたというような状況だった。

(2014/12/27)

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