中国渡航記

床屋

床屋

少し前になりますが、5月の連休中(私の会社では、5/1~5/4)に散髪に行ってきました。
そもそも裏通りの、さらに路地の奥の入ろうかすごく戸惑う日本には絶対ないような雰囲気の店でしたが勇気を持って入りました。四川理髪という看板のあるところがそうです。

路地の奥の床屋さん

他に2軒、もうすこし現代的な店があったのですが開いておらず連休のせいかと思いここに決めましたが、午後通ったら開いていました。

料金は15元でした。円換算で255円。これは中国でも相当安い料金です(カットのみ、洗髪、顔剃りはなし)。
スーパーで買う商品の値段が日本とそんなに変わらないことを考えると、この料金はもっと高くてもよいのではないかと思うくらいです。

私が日本人だと言うと、日中関係がよくないが、どう思うかと突然難しいことを聞かれました。
国家間の問題はあるが、国民同士は仲良くしなければならないと答えたら同意していました。
次に日本人は魚釣島をどう思うのかと問うので、日本では尖閣列島というが日本人は日本の領土だと考えていると明言。
さらに、日本は戦争をしかけてくるつもりがあるのかとも聞かれたので、日本国政府は決してそんなことは考えていないと答えたら、中国人だって戦争になって喜ぶ人はいないと言ってました。

そのほか安倍首相はどう思うかとかバリカンをかけながら聞くので、よく聞こえなかったりそもそも聞き直してもわからなかったりで大変でしたが、市井の人は中国政府の認めた報道を通じてしか日本のことを知らないので直接に日本人と話す機会があったのはよかったのでないか、今回は想定問答集の範囲内のようなやりとりでしたが、またここに散髪に来ようと思った次第でした。

帰りにリビングのソファの前に置くテーブルがこれまでどこにも売ってなかったのですが、小さな家具屋で適当なのを見つけました。

家具屋さん

いくらか聞くと280元(4760円)。まあリーズナブルだが一応値切るとどこに配達するのかと言うのですぐそこの××××だというとじゃあ260元というので内金100元を払って帰ってきました。まもなく配達の人が来て、200元出すとすぐお釣りが出てこないのでお釣りないのかと聞くと、あると言うので10元たして50元お釣りを求めましたが、30元だけ出すのでそうかチップが必要かということで、20元値切ったけれど10元は戻ってしまいました。

オシャレな?テーブル

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