Contents
- 御朱印集め(33) 豊受大神宮(外宮)/とようけだいじんぐう(げくう)
- 御由緒
- 境内
- 1.火除橋(ひよけばし)
- 2.清盛楠(きよもりぐす)
- 3.手水舎(てみずしゃ)
- 4.せんぐう館
- 5.まがたま池
- 6.正宮 豊受大神宮(しょうぐう とようけだいじんぐう)
- 7.古殿地(こでんち)
- 8.三ツ石
- 9.別宮 多賀宮(べつぐう たかのみや)
- 10.別宮 土宮(べつぐう つちのみや)
- 11.下御井神社(しものみいのじんじゃ)
- 12.別宮 風宮(べつぐう かぜのみや)
- 13.四至神(みやのめぐりのかみ)
- 14.五丈殿・九丈殿(ごじょうでん・くじょうでん)
- 15.外宮 神楽殿(げくう かぐらでん)
- 16.北御門(きたみかど)
- 17.御厩(みうまや)
- 18.渡会国御神社(わたらいくにみじんじゃ)・大津神社(おおつじんじゃ)
- 御朱印
- 神宮大麻(じんぐうたいま)
御朱印集め(33) 豊受大神宮(外宮)/とようけだいじんぐう(げくう)
最初に、三重県伊勢市豊川町に鎮座する豊受大神宮(外宮)を訪れた。
お伊勢参りは外宮からの参拝がならわしだ。
御由緒
御祭神
豊受大御神(とようけのおおみかみ)
「豊受大御神はお米をはじめ衣食住の恵みをお与えくださる産業の守護神です。約千五百年前の雄略天皇の御代に丹波国(現在の京都市北部)から天照大御神(ああてらすおおみかみ)のお食事をつかさどる御饌都神(みけつかみ)としてお迎え申し上げました。」と上写真の案内に書かれている。
古事記には、伊耶那美神(いざなみのかみ)の尿から成った二柱の神のうちの一柱である和久産巣日神(わくむすひのかみ=生成の神)の子が豊宇気毘売神(とようけびめのかみ=豊受大御神)であると書かれている。
境内
神宮の公式サイト(https://www.isejingu.or.jp/)にあった、外宮のモデルコース(60分)にできる限り忠実に回った。以下、同サイトの説明を引用させていただいた。
1.火除橋(ひよけばし)
土曜日の午後1時半過ぎに伊勢に到着したが、外宮第二駐車場(210台駐車可)は、十分余裕があった。
火除橋前から参拝を開始。
2.清盛楠(きよもりぐす)
これは最初どれかわからなかったので、帰る前に撮った写真。平清盛が勅使として参向した時、冠にふれた枝を切らせたという伝承があるとのこと。
3.手水舎(てみずしゃ)
4.せんぐう館
左手の建物がせんぐう館で、平成25年(2013年)の第62回式年遷宮を記念して建設された。 神宮は約1300年前から20年に一度の式年遷宮を続けており、そのたびに内宮・外宮のすべての正宮、別宮の社殿を建て替え、神様に捧げる御装束御神宝を新調している。その伝承を行っているのがせんぐう館だ。内部は撮影禁止。当初、外宮の参拝を終えたあと、時間があれば見学しようと思っていたが、伊勢到着が予定より早く余裕があったため、モデルコースの順で見学したが、内宮と外宮の社殿(唯一神明造り)の構造上の違いなどを最初に知ることができて有意義だった。
5.まがたま池
ちょうど花菖蒲がきれいに咲いていた。
6.正宮 豊受大神宮(しょうぐう とようけだいじんぐう)
外宮の中心となる社殿。鳥居の中は神域なので撮影禁止。
御祭神
豊受大御神(とようけのおおみかみ)
7.古殿地(こでんち)
この空き地のように見えるところが、平成25年(2013年)の第62回式年遷宮以前に正宮の社殿が建っていた敷地で、古殿地と呼ぶ。次回の遷宮では、この敷地に社殿が造営される。
左手奥には、現在の正宮の社殿が見える。本殿の屋根の上に輝く金色の鰹木は9本(奇数)で、千木は、外削(そとそぎ)といって外側が垂直に切られているのが外宮の特徴だ。
8.三ツ石
この前で御装束神宝や奉仕員を祓い清める式年遷宮の川原大祓が行われるとのこと。近年、この上に手をかざす人が多いそうだが、神様に対して失礼にあたるので禁止だ。
9.別宮 多賀宮(べつぐう たかのみや)
御祭神
豊受大御神荒御魂(とようけのおおみかみのあらみたま)
左側の敷地は、前回の式年遷宮まで社殿が建っていた古殿地。奥の方に建っているのは、心御柱(しんのみはしら)を納めお守りするための覆屋(おおいや)。
10.別宮 土宮(べつぐう つちのみや)
御祭神
大土乃御祖神(おおつちのみおやのかみ)
外宮の鎮座以後は宮域の地主神とされるとのこと。
古事記によると、須佐之男命の子にあたる大年神の十六柱の神のうちの一柱。
11.下御井神社(しものみいのじんじゃ)
外宮の所管社。内部には井戸があり、日別朝夕大御饌祭(ひごとあさゆうおみけさい)を始め、お祭りにお供えする御水をいただく上御井神社で不都合があった場合は、下御井神社でいただいた御水をお供えする、とのこと。
12.別宮 風宮(べつぐう かぜのみや)
鰹木は5本(奇数)、千木は外削。
御祭神
級長津彦命(しなつひこのみこと)
級長戸辺命(しなとべのみこと)
風雨を司る神で、内宮別宮の風日祈宮のご祭神と同じとのこと。
13.四至神(みやのめぐりのかみ)
外宮神域の守り神で、四至とは神域の四方を意味し、社殿や御垣はなく、榊が立つ石畳の上に祀られるとのこと。四至神は、どこにあるかわからず、御朱印を頂いた巫女さんにお尋ねしたところ、神職の方が出てこられて教えてくださった。
14.五丈殿・九丈殿(ごじょうでん・くじょうでん)
榊の後方にある社殿が、五丈殿(奥)と九丈殿(手前)。
祭典が雨天の際、祓所に代わって神饌などを祓い清める場所で、式年遷宮のお祭りにおける饗膳の儀もここで行われるとのこと。
15.外宮 神楽殿(げくう かぐらでん)
九丈殿の右手に見えるのが、神楽殿の一部。ここで御朱印と神宮大麻をいただいたので安心して写真を撮り忘れた。
16.北御門(きたみかど)
裏参道口。
17.御厩(みうまや)
皇室から献上された神馬がおられる場所だが、2頭ともご不在だった。
18.渡会国御神社(わたらいくにみじんじゃ)・大津神社(おおつじんじゃ)
渡会国御神社
外宮の摂社(神宮公式サイトには記載なかったが、Wikipedia他に記載あり)
大津神社
外宮の末社(神宮公式サイトには記載なかったが、Wikipedia他に記載あり)
御祭神
度会国御神社は外宮神主家であった度会氏の祖神をお祀りし、大津神社は五十鈴川河口の守護神をお祀りしているとのこと。
御朱印
外宮之印と記されている。
神宮大麻(じんぐうたいま)
これは角祓(かくはらい)と呼ばれるもの。
以上
(2022/6/9)