御朱印集め(36) 月夜見宮(つきよみのみや)
瀧原宮から高速道路で伊勢市内に引き返し、豊受大神宮(外宮)近くの伊勢市宮後(みやじり)に鎮座する月夜見宮をおずれた。ここは豊受大神宮の別宮である。
御由緒
(月夜見宮公式パンフレットよりそのまま引用)「古事記」「日本書紀」によると、御親神・伊弉諾尊(いざなぎのみこと)が海で禊をされた時、左目より天照大神が、右目より月夜見尊がお生まれになり、伊弉諾命は姉神の天照大神に高天原を、弟神の月夜見尊に夜之食国(よるのおすくに)をお治めになるようご委任されました。月夜見尊はその光彩が天照大神に次ぐとされ、太陽に次ぐ月になぞらえられてお讃えしたものといわれます。
御祭神
月夜見尊(つきよみのみこと)
月夜見尊荒御魂(つきよみのみことあらみたま)
皇大神宮別宮の月読宮にお祭りされている月読命、月読荒御魂と同じ神様だが、ここではこの文字が用いられているとのこと。なんとなく、太陽の神は男神、月の神は女神というのは西洋的な感覚かもしれないが、日本では全く逆で、天照大神は女神、月夜見尊は男神なのである。
境内
鳥居
鳥居の右手前に3台、左手前に3台、玉砂利の上に停められるという事前情報を得ていったのだが、到着したときには1台も駐車しておらず、なかなか入りにくい雰囲気だった。左手の方は、通行のため駐車禁止と立札が出ていたので、右手は駐車可と判断して右手の道路に一番近いところに停めた。あとで、Google Mapの航空画像で見ると、神社沿いの道路には縦列駐車枠(16台分)が表示されてた。数台縦列駐車していたので、中に停めてはいけないのかと思ったことを思い出した。また、鳥居前からまっすぐ延びる道路は、神路(かみじ)通りと呼ばれ、外宮北御門に通じていることも、無言の圧力になっていたのかもしれない。
月夜見宮
外宮の別宮なので、鰹木は奇数で5本、千木は冒頭の写真でよくわかるが外側が垂直に切られた外削(そとそぎ)である。左手には古殿地がある。
高河原神社(たかがわらじんじゃ)
外宮の摂社。(神宮公式サイトには記載がないが、公式パンフレットには記載がある。)
御祭神
月夜見尊御魂
御朱印
以上
(2022/6/13)