御朱印集め

御朱印集め(50) 高山稲荷神社

御朱印集め(50) 高山稲荷神社

 青森県つがる市牛潟町に鎮座する高山稲荷神社を訪れた。

御由緒

 

御祭神

宇迦之御魂命(うかのみたまのみこと)

 五穀豊穣を守護する濃厚の神としての徳をもたれ、衣食住・生業繁栄を守護する神として崇められている。

佐田彦命(さたひこのみこと)

 猿田彦とも申し、祓と導きの徳を持たれ、道開きの神として崇められている。

大宮能売命(おおみやのめのみこと)

 天鈿女命とも申し、人の心を和ませる徳を持たれ、家庭の和楽・芸能上達の神として崇められている。

 

 以上の説明は、御朱印付与時に頂いた御由緒書きに記されていたままに引用させていただいたが、既にこの御朱印集めブログの中でも登場されている神様であり、宇迦之御魂命については、茨城県の笠間稲荷神社に、猿田彦と天鈿女命は、伊勢神宮のそばの猿田彦神社に登場されているので、こちらもご参照されたい。

境内

 現在地より、長い階段を上がったところから右方にはいくつかの摂社・末社がある。さらに少し階段を上がったところに拝殿・本殿といくつかの摂社・末社がある。向こう側の長い階段を下りると龍神宮や千本鳥居がある。

大鳥居

鳥居

拝殿

本殿

 

 本殿の裏側には、三王神社、熊五郎稲荷神社、よんこ稲荷神社、作丈一稲荷神社がある。

 

よんこ稲荷神社

三王稲荷神社

三王神社の特徴ある鳥居 (内側から撮影)

樹木の間から日本海が望める。

 ここ七里長浜の沖合で、明治22年(1889)10月30日、米国商戦チェスボロー号(1,500トン)が座礁遭難し、大嵐の中、船は大破したが、23名中4名を車力村の人達が救助したとのこと。
 以下、本神社のWEBサイトの記載を引用する:
 神社にお参りに来る人々のため、木賃宿を開いていた工藤吉右衛門(後に、神社の初代常勤奉仕者)の妻、班の活動は目覚しいものでした。
 はんは、衰弱死仮死状態と見られた乗組員のヘンリー・ウィルソン(英国人)を、村人達の見守る中、着物を脱いで体温で暖め、一命を救いました。吉右衛門夫婦は、救助した4人に鶏肉や卵を提供し、元気を回復させました。

龍神宮

 拝殿前の階段下から向こう側に長い階段を下りたところにある。

 中に入って、天井に描かれている龍神の絵を見ることができる。

千本鳥居

 きれいな朱色の鳥居はういつ建てられたのだろうか。調べると40年ほど前からだそうだ。

 上から見るとまるで龍のようだ。鳥居が何本建っているかは数えなかったが、300本から400本くらいだろうか。

神明社

 千本鳥居を抜けたところにある。

 

 高山稲荷神社拝殿前の階段下から後ろを振り返ると摂社・末社がある。

千代稲荷神社

三五郎稲荷神社

大島稲荷神社

御朱印

田んぼアート

 高山稲荷神社から宿までの途中、南津軽郡田舎館村(いなかだてむら)の田んぼアートに立ち寄った。

 田舎館村文化会館の展望台から観覧することができる。入館料は大人300円。

 各色の稲が植えられているが、地上から見ると全然絵が描かれているようには見えない。遠近法を利用して、展望台の位置から絵に見えるように、各色の稲が植えられている。

以上

(2023/8/25)