御朱印集め(53) 泉神社
茨城県日立市水木町に鎮座する泉神社を訪れた。
御由緒
神社のWEBサイトに以下のように記されている。
泉神社は人皇第十代崇神天皇の御代、宇治49年(紀元前42年)にこの地方に鎮祀されたと伝えられている。
延喜式内社の由緒深い旧郷社である。
久自國造船瀬宿禰(くじのみやつこ ふなせしゅくね)の奏請により、大臣伊香色雄(いかがしこおのみこと)が勅命を受けての久自の国に至り、天速玉姫命を祭祀して、久自の国に至り、天速玉姫命を祭祀して、久自の国の総鎮守としたことが泉神社の創立である。
社記に「上古霊玉此地に天降り霊水湧騰して泉をなす号けて泉川云ひ霊玉を以て神体とする」とある。 ご祭神はこの霊玉を神格化した天速玉姫命をお祀りしている。(以下省略)
御祭神
天速玉姫命(あめのはやたまひめのみこと)
この辺りは泉が森として県の史跡に指定されており、常陸国風土記の久慈郡の章に密筑の郷(みつきのさと)の大井として登場に清らかな泉が湧き出ると書かれている。上記の御由緒と合わせて考えると、この泉から湧き出でる霊水の玉を神格化したのが天速玉姫命ということのようである。因みに私の持っている常陸国風土記(秋本吉徳全訳注)には、立速男命(たちはやをのみこと)、またの名を速経和気命(はやふわけのみこと)が登場されるが、天速玉姫命は登場されない。同一神とする見方もあるようだが、男女の違いもある。私としては、天速玉姫命の方がイメージがふくらんでいいような気がする。
私の
境内
左に手水舎、(二の)鳥居の向こうに拝殿が見える。
拝殿
本殿
目洗の泉
木
泉龍木
湧水
右の社は、厳島神社(弁天様)
御朱印
以上
(2023/10/9)