蓮花山公園
日本ではお彼岸だが、こちらは昨日今日はほとんど夏ではないかと思うような気温(最低20℃、最高28℃)と湿度(85%)で街行く人も半袖が多く、白いミニスカートでストッキングなしの女性を見かけるともうすぐ夏と実感する。冬でもあまり寒くない深センでは冬と春の境ははっきりしないが、概ね春節休みが明けると春の暖かさとなり、新聞にも各地で花祭りということが書かれていたので、多くの花が見られるかと、蓮花山公園に出かけた。
ひとつも花の名前がわからず、適当なコメントをつけてしまいお恥ずかしい次第である。因みにここでは、木や花の名前が書かれた札はなかった。(パソコンで見るときは、写真にマウスのポインタをあてるとコメントが出る。)
お見合い広場
中国の公園では、適齢期の娘や息子を持つ親が公園に釣書を貼りだし、よい相手を探す。A4版くらいの紙に、名前、性別、民族、出身地、学歴、現職、収入、身長、性格や特長などを書き出し、さらに相手に望むことも記す。写真が付いている場合もたまにある。親として気に入った相手が見つかれば、その場で相手の親と話をすることもあるとのこと。この公園でも日曜日に行くといつもやっている。
赤い掲示には、この場所への掲示は無料であること、結婚させたい娘や息子がいる親や、結婚したい本人たちが、相互の同意のもとに意志疎通を図ること、くれぐれも結婚詐欺にひっかからないようにすること、などが書かれている。
春に落葉
深センでは日本のように秋から冬にかけて落葉せずに、春になる前に落葉する。最近は落ち葉掃きをする清掃員の姿をよくみかける。会社の人に聞いてみると、4,5年前までは冬の前に落葉していたのだが、とのこと。
考えてみるに、地球温暖化の影響で冬が十分に寒くないため落葉せず、春になる前に次の新しい葉が芽を出すために前の葉を押し出すようにして落とすのではないだろうか。
上の写真は会社の付近。
深セン書城
蓮花山公園の最寄り駅である少年宮駅を出たすぐのところにある、多分深センで最大級の書店。立ち読み、というよりみな座り読みをしている。床に何冊も本を拡げてじっくり本を探している人も。特に文句を言われることはなく、図書館のような雰囲気も感じられる。
(2015/3/24)
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