トイレの暖房
なぜ必要?
戸建て木造住宅の冬は寒い。特に夜のトイレは寒い。中高年では夜中にトイレに行く回数が多いほど寿命が短いそうだ。理由は、トイレで転ぶ、寝室との寒暖差によるヒートショックなど。それで転ぶのは別にしてヒートショック対策にもなるのでトイレに暖房をつけることにした。
どんなのがいい?
まずは家にあった小型のセラミックファンヒータを試す。これはトイレにいる短時間では暖まらない。むしろスイッチオン直後は送風によって寒く感じられる。また、置き場所をとること、毎回スイッチをオンオフしなければいけないのも欠点だ。
ホームセンターに行くと壁取り付け式の輻射式の電気ストーブのようなものがある。人感センサーで自動的に電源をオンオフしてくれるが、図体が大きく、風呂場の脱衣場に取り付けるならまだしもトイレでは大げさである。
以前住んでいた上海のアパートの風呂・トイレ・洗面所の一室の天井に、小型のハロゲンランプが4個か6個埋め込まれており、これをつけると直ちに暖まった(高層住宅の一室なのでそれほど寒くないため使うことはなかったが)ので、このようなものがないかと探していたらネットで発見。
ドーナツ状のハロゲンヒーターの中心部に照明用白熱電球のレフランプを組み合わせたもので、天井灯を置き換えて設置するものだ。天井灯の置き換えなので、トイレに出入りするときにトイレの電灯をつける壁スイッチをオンオフするだけでよく便利だ。大きさ的にも適当なので即購入。なお、ヒーターが不要な季節は、器具のふちについている黒い押しボタンスイッチをオフにすることにより、照明だけを点灯させることができる。
取り付け
製品自体にはふつうのAC100V用電源プラグがコードの先についており、この他に白熱電球口金(E26)から電源コンセントに変換するアダプターが添付されている。自宅トイレの天井灯は照明器具全体が丸型シーリングに取り付けられていたので、口金アダプターは使わずに照明器具を取り外し、丸型シーリングから電源コンセントに変換するアダプタをホームセンターで購入し、これに電源プラグを差し込んだ。
使用結果
なお、照明用の40Wレフランプはトイレでは明るすぎたので、25Wのものに交換した。