桂林旅行

　山水画の景色で有名な桂林に行った。

1日目　桂林市内

　桂林までは上海から飛行機で2時間半ほど。桂林の名前の由来は、桂花（モクセイ）の木がたくさんあること。原産地の中国では実がなるものが見られる。

　　　　

　なんちゃって七言絶句で桂林の夜を吟ずる。

　　桂林夜景很美麗
　　逍遥正陽歩行街
　　両江四湖游船玩
　　鸬鹚捕魚有興趣

　夜景がとてもきれいで、正陽歩行者天国をぶらぶらし、両江四湖で船遊びをし、鵜飼いも興趣があったというような意味。韻は踏んでいないがリズム感だけはある。

　両江四湖とは、桂林の街は漓江と桃花江の合流したところにあり、これに加えて河跡湖のような四つの湖（杉湖、榕湖、桂湖、木龍湖）があるのでそのように呼ぶ。

　　　　

　　　　

　

　錦帯橋を模した橋とかセーヌ川にかかる橋を模した橋とか、ガラスの橋とか色々ある。

　　　　

　　　　

2日目　漓江舟下り・陽朔

　　百里漓江，百里画廊

　舟下りをする漓江は50km余りもありとても長く、ずっとよい景色が続くため、このように言われているそうだ。

　　　　

　

　天気が悪いわけではく、PM2.5で視界が悪いわけでもなく、漓江から立ち上る大量の水蒸気のために晴れてもこのような山水画の景色になるとのこと。

　

　ガイドさんは日本語ができるチワン族の若者だが、チワン語はこんにちはくらいしかしゃべれないそうだ。両親の世代はできるが、これではいけないということでいまの小学生は1週間に1時間、チワン語の授業があるとのこと。

サントリー烏龍茶のCMの景色はここで撮影したとのこと。

 

　　

　中国の20元札の景色はこの辺り。右の写真とお札の写真を比べるとだいたい一致していることがわかる。位置が正確でないのと12月で川の水量が少ないためイメージが少し違うかも。

　　　　

　舟下りの終着点にある陽朔の西街には西欧人が多く住み着いている。

　月亮山はガイドブックに載っている観光ポイントだが、電線があったりしていまひとつ綺麗に見えないのが残念。

　カルスト地形にできた巨大鍾乳洞。内部の空洞は高さが20~30mもあるような巨大な空間。もしかしたら50mもあったかもしれない。

　中国人は光りものが大好きなので色とりどりにライトアップしている。

　　　　

(2016/12/25)

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