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鎌倉ハイキング

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鎌倉ハイキング

 6月中旬、梅雨の合い間に鎌倉へハイキングに行った。私の住む常磐線沿線では、以前は観光シーズンの週末にときわ鎌倉号という直通電車が出ていたが、今回はぶらり横浜・鎌倉号という名前に変わっていた。前のは直通とは言っても三河島あたりの操車場をとおり、山の手貨物線を反時計周り(内周り)に走って、鎌倉方面へ向かうというものだったが、今は上野東京ラインができたおかげで、常磐線→上野東京ライン→東海道線→横須賀線を旧スーパーひたちの車両で一気に駆け抜けるので早くて座り心地もよく快適だ。特急の車両でも特急の扱いではないので乗車券の他は座席指定券520円のみ。

 終点の鎌倉で降り、建長寺に向かい小町通りを歩く。鎌倉は何十年振りだったが、女性が喜びそうな飲食店や各種の店が立ち並び、まさに観光地の雑踏でさっさとは歩けなかった。建長寺で拝観料500円を払い本堂の左脇を抜け裏山の階段を上り、半僧坊に出ると、相模湾が眺望でき(下写真)、ここから鎌倉アルプスの天園ハイキングコースが始まる。

半僧坊から望む相模湾の写真

 

 最高地点は大平山(標高159m)の入門コースで、途中にゴルフ場のフェンスがあったり、住宅地がすぐ下に見えるようなところだが侮ってはいけない。少しだが岩場や滑りやすいところもあり、ただのスニーカーを履いていた人は途中で引き返していた。歩きながらアマチュア無線をやっている人もいた。自身もアマチュア無線家だが、このところご無沙汰しているので、こんなところでやるんだ、と感心。大平山から下ったところの草地の広場で休憩し、ヨーグルトの中にフルーツやナッツ類を入れた行動食を食べたが、大きなトンビが餌を狙って上空を旋回していた。トンビ注意の看板には木の枝の下で食べるのが安全と書かれていたので、木の下に移動。

トンビの写真

 

 もともとは瑞泉寺で紫陽花を見るのが目的の鎌倉行きだったが、峠の茶屋あたりで紫陽花の群生が見事なところがあったので、コース終点付近にある瑞泉寺には入らず大塔宮のバス停まで歩いた。渋滞のせいか30分近く遅れて来たバスで鎌倉駅へ戻る。

 駅近くの小町通り入口付近で遅い昼食のしらす丼を食べ、ぶらり横浜・鎌倉号で帰路についた。

(2018/7/4)