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金銀銅メダルに生まれ変わる携帯電話

金銀銅メダルに生まれ変わる携帯電話

 東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会が実施している「都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト」では、携帯電話等の小型家電から金銀銅あわせて約5,000個のメダルを製作するとのことだ。そこで1990年代末期から数年ごとに買い替えて来て、今は使っていない携帯電話をリサイクルに出すことにした。データを消すのはたいへんなので、穴をあけて処分してくれるdocomoショップに持ち込んだ。docomoショップでの回収期限は2019年3月31日である。

 処分される前に記念に写真を撮ったのが以下である。機種名と発売年を記入した。ほんとうはもっと旧いストレートタイプのN206(1998年発売)があったのに見つからないので、その頃は機種変更時に前の機種を回収されてしまったのではないだろうか。docomoショップの研修生のおねえさんはそんなことはないと言っていたが、まだそのころ幼児だったであろう彼女が正確に知っているかは怪しいと思う。

 まずは私のから。すべてドコモ。N504iSは名機の誉れ高かったので手元に残した。またN-01Fは電話用として使っている現用機なので写真は一緒に撮ったがリサイクルには出していない。 

 折り畳んだ状態では、背面ディスプレーの表示が読める向きに合わせてmovaはヒンジが下方に、FOMAは上方になるように並べてある。

 次に家族の携帯。PALDIOはPHSでこれはPだ。また子ども用は学割があるauの京セラだ。N901iSの折り畳み姿は、上下逆に撮ってしまった!

 docomoショップでは、回収品を受け付けるとバッテリーを外し、携帯内部に貼ってあるラベルj上のバーコードを読み取り、機種名、製造番号を記録して一覧表にし、持ち込み者が端末所有権放棄の署名をする。この書類は原本を持ち込み者、コピーをdocomoショップが保管する。本体は手動穴あけ機で、テンキー付近に3箇所穴をあけてくれる。スマホの場合はLCDを避けて穴あけするので場所が狭く苦労していた。SIMカードが入っている場合にははさみで切断、メモリーカードは処分できないとのことで返却となる。ACアダプタは回収してくれる。

 メダルが誰の胸に輝いても、懐かしの携帯の成分が入っていると思うと嬉しい気持ちになることだろう。

(2019/3/20)